SMAPがCDデビューから22年目となる9月9日に、冠番組『SMAP×SMAP』でシングル50曲を披露することが分かった。この日は生放送となり、全50曲をメドレーでおよそ40分間にわたりライブパフォーマンスするというのだ。すでに観覧募集も行っており、日本のテレビ史上で前代未聞といえる企画にツイッターでも大きな反響が起きている。

8月26日に放送された『SMAP×SMAP』で「9月9日はSMAPデビュー記念の生放送。シングル全50曲をメドレーでお届け」と告知があった。しかもCMなしのノンストップによる約40分間のメドレーということだ。

民放テレビ番組で、「CMなしのノンストップ50曲メドレー」という企画がこれまでにあっただろうか。そうした意味でも前代未聞の内容といえそうだ。

この告知を受けてツイッターでは、「スマスマ、40分間CMなしのシングル全50曲メドレーとか楽しみすぎる」、「観覧は諦める。けどテレビの前で全力で、ライブの気分で見ることに決めた! SMAPが50曲ノンストップで歌ってくれるだけでも幸せ」とつぶやかれている。

「40分の生チャレンジ、CM挟みません! なんて素敵なの!! どうか中居くんの体力が持ちますように」とファンもメンバーの体力を心配するが、彼らはライブでも40分メドレーという経験は無いのではないか。馴染みのある『SMAP×SMAP』とはいえ、どのようになるか予想もつかない。

SMAPは光GENJIのバックを務めたスケートボーイズのメンバーから、1988年4月にグループ結成している。その後、バラエティ番組や舞台で活動しながら、1991年1月1日に日本武道館で初コンサートを開催すると、9月9日にシングル『Can't Stop!! -LOVING-』でCDデビューした。

やがて国民的アイドルグループとなったSMAPはCDデビューして22年目の今年、6月5日にリリースした50thシングル『Joy!!』がオリコンランキング首位を記録。史上初となるデビュー曲から50作連続TOP10入りを果たしている。そのシングル50作を、メドレーでパフォーマンスすることになる。

彼らのシングル曲といえば『Hey Hey おおきに毎度あり』や『オリジナル スマイル』から『青いイナズマ』、『SHAKE』、『夜空ノムコウ』といった1990年代のヒット曲や2000年に入っての『らいおんハート』、『世界に一つだけの花』、『BANG! BANG! バカンス!』や『This is love』など記憶に残る楽曲ばかりだ。

9月2日の放送も俳優の小栗旬と三浦春馬が来店する“ビストロSMAP別館”やE-Girlsとコラボする“S-Live”といった企画で楽しみだが、9月9日の『SMAPデビュー記念日 特別生放送』は見逃せない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)