コーナーでデュプレを待ち受けたペルペトゥオは左右のフックを振るう。しかし、残り1分で左ジャブを受けると指が入ったとアピールし、試合が中断する。そんなことないとばかりに、拳を握ってパンチだと主張するデュプレ。右目尻、鼻の頭をカットしているペルペトゥオは疲労が目立ってきた。

再開後、素早い左ジャブのダブルから右ローを蹴り込んだペルペトゥオは、さらにローから後ろ回し蹴りへ。右、左と打ち込むペルペトゥオだが、ロープやコーナーを背にするのは彼の方だ。デュプレも右から左を入れたところで、4Rもタイムとなった。

最終回、パンチを振るいながら前進したペルペトゥオがジャンピングニーを放つも空振りに。着地に合わせデュプレがパンチを放っていく。パンチを放つと真っ直ぐ下がるペルペトゥオ、デュプレもテイクダウンなど違う手を見せたい。と、ペルペトゥオの後ろ回し蹴りをかわしたデュプレの右がヒットし、ペルペトゥオが尻餅をつく。すぐに立ち上がったペルペトゥオに対し、ここぞとばかりに前に出るデュプレだったが、逆に左右のフックを受けてしまう。左ストレートをヒットしたデュプレは、ここに来てパンチの精度でペルペトゥオを上回る。下を向いてパンチを出す場面が増えたペルペトゥオは、左へ下がりながらフックや左ジャブ。デュプレは左フックをヒットさせ、さらに前に出る。

残り90秒を切り、足を止めて打ち合う両者。下がるペルペトゥオをデュプレが追いかけるが、距離をなかなか詰められない。残り30秒、右から左フックを打ち込んだペルペトゥオは、直後に左フックを受けて下がる。ここでタムアップとなり、ノヴァウニオン勢がペルペトゥオを肩車で担いでリングを一周する。結果、ペルペトゥオが判定勝ちしムンジアウ・ド・シュウトのベルトを腰に巻いた。