酷暑に加えゲリラ雷雨が追い打ちをかけた(撮影:岩本芳弘)

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 国内男子ツアー「関西オープン」は雨によるコースコンディション悪化のため、最終ラウンドが中止。3日目に首位に立ったブラッド・ケネディ(オーストラリア)の優勝で幕を閉じた。
中部銀次郎から大堀裕次郎へ受け継がれるもの
 今大会は6週間のオープンウィークを挟んで後半戦の開幕として位置づけられていたが、最終日の競技を行わずに決着したことでやや盛り上がりに欠く結果に終わった。観客動員数もふるわず初日600人、2日目は650人、3日目は540人で3日間合計ギャラリー数は1,790人。これは同じく54ホール短縮競技となった2000年のPGAフィランスロピーの2,200人を大きく割り込むツアー史上最低動員数(記録が残る85年以降)となった。
 松山英樹、藤田寛之らツアーのメイン選手の多くが今大会を回避したことに加え、この夏の猛暑も追い打ちをかけた。大会開幕前には久保谷健一が熱中症で救急搬送。初日にはキャディ5人が熱中症のため途中で交代するなど、過酷な暑さの中で行われたトーナメントの観戦に二の足を踏んだギャラリーも多かった。
 野村惇大会競技委員長は「本来なら秋がいい。JGTOとも話している」と観戦に適さない真夏から日程変更も示唆したが、今大会は10月の日本オープンの予選会も兼ねているため大幅な変更は不可能。さらに今大会の出場権をかけた関西アマチュアゴルフ選手権(5月28日〜31日)との兼ね合いもあり前倒しも難しいのが現状だ。
 2014年は六甲CCですでに同時期に開催されることが決まっている。野村委員長は「80回大会だし盛り上げたい。いろいろ企画を考えている」と語ったが、関西オープンだけでなくツアー全体として考えていく必要がありそうだ。
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