ローアマが決定しこれからの活躍が期待される大堀!(撮影:岩本芳弘)

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<関西オープン 最終日◇25日◇オリムピックゴルフ倶楽部(7,298ヤード・パー72)>
 日本最古のオープン競技である「関西オープン」。そのローアマチュアには09年から“中部銀次郎杯”が贈られている。
大堀、松山、遼と「対決したい」4人目アマVならずもプロへの思い新た
 故・中部銀次郎氏は山口県出身で日本アマを6回制したアマチュアゴルファーの第一人者で多くのゴルファーの憧れとなった人物だ。今年その中部氏をデザインしたトロフィを掲げたのは、大阪学院大の4年生アマチュアで第98回日本アマ王者の大堀裕次郎。最終日は中止となったものの、2日目に首位に立って史上4人目のアマチュア優勝に近づいたプレーは将来の活躍を予感させた。
 「中部さんの重たさを感じました」。表彰式でトロフィを手にした大堀は、笑顔で記念撮影におさまりながらそう語った。優勝を目指していただけにローアマという結果には「小さな目標は達成できた」と控えめだったが、甲南大学に進み関西のアマゴルファーの代表ともいえる中部氏の偉大さを21歳の若者はトロフィから敏感に感じ取っていた。
 大堀が現在師匠と仰ぐのは、昨年の「日本プロシニア選手権」でキャディを務めて以来親交を持った湯原信光。そして、中部氏が自身の後継者として育てていたのが他ならぬ湯原だった。大堀がツアー初出場に際し湯原に電話で「ローアマを目指します」と語った際に湯原は「優勝を目指せ」と一喝。2日目、3日目もプレー終了後に大堀は湯原に電話をかけて報告を続けるほど師弟の関係は強固になっている。
 大堀は2月のタイ合宿、ゴールデンウィークの愛知合宿に続き、この秋にも師匠のもとを訪れて湯原から直接指導を受ける予定。「これからは注目される中で結果を出さないといけない。プレッシャーを感じるタイプではないけど努力していかないと」。中部氏の指導を受けた湯原からさらにその弟子の大堀へ受け継がれる“プロより強いアマ”のエキス。大堀が初のローアマチュアで獲得したのが中部銀次郎杯だったのは決して偶然だけではなさそうだ。
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