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東京都は22日、東京都中小企業ワークライフバランス実践支援事業の一環として、「ワークライフバランス推進企業見学バスツアー」の参加企業を募集すると発表した。

同ツアーは、都内中小企業の事業者または人事労務担当者が対象。ワークライフバランスの取組について具体的なイメージ作りの参考となるよう、業務の効率化や多様な勤務形態の導入などの取組を推進している企業を訪問し、意見交換会を実施する。

訪問先企業は、NTTコミュニケーションズ、タカラトミー、パシフィックコンサルタンツの3社。都は、2010年度から3年間、仕事と生活の調和を図りながら働き続けることができる労働環境を実現するため「働き方の改革『東京モデル』事業」として、他企業のモデルとなるようなプロジェクトを選定・支援を行っている。今回訪問する3社は、いずれも同プロジェクト実施企業に選定されている。

NTTコミュニケーションズでは、会議における無駄を省くため、会議の「時間」「参加者」「資料」をそれぞれ「2分の1」に削減する取り組み「会議1/8」を実施。同取り組みを通したワークライフバランスに対する意識醸成や、業務見直しになどによる時短の推進に加え、リモートワークの導入により業務効率が向上したという。

タカラトミーでは、育児中の社員だけでなく、出産経験のない女性社員や男性社員を対象とした各種セミナーなど、様々な取り組みを実施。また、社員の意識啓発や育児従事者を対象とした在宅勤務トライアルを行うことで、休業取得者は2012年度には2010年度の2倍以上に増加し、育児休業後はほぼ100%の社員が復帰しているという。さらに男性の休業取得も実現している。

パシフィックコンサルタンツでは、社長自らが長時間労働の解決を優先課題と位置づけ、ワークライフバランスプロジェクトを後押し。全社一斉ノー残業デーを設定し、長時間労働撲滅に向けた表彰なども行うことで、ワークライフバランス推進の社内風土が醸成され、繁忙期の残業は取組前後で約12%減少したという。

ツアーの日時は、第1回が10月7日(9:00〜17:30予定)、第2回が11月1日(9:00〜18:00予定)。訪問先企業は、第1回の午前がNTTコミュニケーションズ、午後がパシフィックコンサルタンツ、第2回の午前がタカラトミー、午後がパシフィックコンサルタンツ。

参加企業数は各回20社までで、参加費は無料。申込期間は、第1回が8月22日〜9月24日、第2回が8月22日〜10月15日。申込は「TOKYOはたらくネット」Webサイトまで。

(御木本千春)