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東京都は22日、2012年の「東京都観光客数等実態調査」の結果を発表した。それによると、2012年に東京都を訪れた旅行者の観光消費額(都内で消費した金額)は、前年比17.2%増の約4.7兆円となった。

観光消費額の内訳は、道府県からの旅行者が前年比9.5%増の約2.6兆円、都民旅行者が同25.9%増の約1.6兆円、外国人旅行者が同40.6%増の同0.4兆円だった。

観光消費額が都内経済に及ぼす生産波及効果は、前年比17.5%増の約10.1兆円と、過去最高を更新。所得効果は同13.0%増の約3.7兆円、雇用効果は同14.2%増の約0.5兆円、税収効果は同8.8%増の約0.3兆円となった。

1人当たりの平均消費額を見ると、観光目的の宿泊客では、都民旅行者が前年比4,349円増の3万7,995円、道府県からの旅行者が同1,386円増の3万5,834円、外国人旅行者が同3,084円増の8万4,627円。ビジネス目的の宿泊客では、都民旅行者が同3,721円増の5万212円、道府県からの旅行者が同6,224円減の4万5,604円、外国人旅行者が同1,133円増の10万7,055円だった。

観光目的の日帰り客では、都民旅行者が前年比808円増の5,289円、道府県からの旅行者が同278円増の9,027円、外国人旅行者が同523円増の2万6,938円。ビジネス目的の日帰り客では、都民旅行者が同19円増の2,687円、道府県からの旅行者が同9円増の6,361円、外国人旅行者が同1,861円増の3万5,526円だった。

2012年に東京都を訪れた日本人旅行者は前年度比11.7%増の約4.7億人で、2004年の調査開始以来、過去最多を記録。スカイツリーなど新たな観光資源となる施設が開設し、東京観光への注目が高まったためと考えられる。外国人旅行者は同35.7%増の約556万人で、2010年の約594万に次いで過去2番目に多い数字に。東日本大震災などの影響から回復しつつあると見られる。

宿泊客は前年比7.6%増の約0.3億人で、内訳は、都民旅行者が同3.7%増の約880万人、道府県からの旅行者が同4.5%増の約1,924万人、外国人旅行者は同38.5%増の約407万人。日帰り客は同12.3%増の約4.4億人で、内訳は、都民旅行者が同11.2%増の約2.4億人、道府県からの旅行者が同13.4%増の約2億人、外国人旅行者が同28.7%増の約149万人となった。

都は併せて「国別外国人旅行者行動特性調査」を発表。それによると、外国人旅行者の旅行形態は個人旅行が67.0%を占めた。訪都回数は「1回目」が41.8%、「2回目以上」が54.9%。訪都旅行の感想は「大変満足」と「満足」の合計が87.4%に上り、「今回したこと」と「次回したいこと」の1位はともに「日本食を食べること」だった。

(御木本千春)