ソーシャルメディアを駆使した独自のワークスタイルを提案し、ジャンルを超えて活躍するノマドワーカー・安藤美冬さん。日々多忙に過ごす彼女は、仕事のお供にはコンビニのお菓子が欠かせないという、大のスイーツ好きでもあります。

そんな安藤さんが「コンビニお菓子評」を連載している雑誌『ケトル』(8月15日発売)のvol.14では、日本の菓子の始祖を祭るというスイーツ神社こと「中嶋神社」を訪れた様子が掲載されています。

兵庫県の豊岡市にある「中嶋神社」は、お菓子の神様"田道間守命(タジマモリノミコト)"を祭る神社。『日本書紀』に登場する垂仁天皇の時代、田道間守命は天皇のために遠い「常世の国」から「非時香菓(ときじくのかぐのみ)」を持ち帰ります。これは柑橘類の「橘(たちばな)」のこと。当時珍重されていたこの橘こそ、日本で最初のお菓子というわけなのです。

以来、田道間守命は大手菓子メーカーを始めとする全国のスイーツ業者から篤く慕われ、毎年4月には各地の菓子業者がお菓子をお供えする例大祭を開催。また、豊岡市内のスイーツ店やカフェにとっては、新しくお店をオープンする際の地鎮祭や、古くなった菓子道具の供養など欠かせない存在となっているのだそう。

室町時代中期に建てられたという本殿を目前にした安藤さんは、「足を踏み入れた瞬間、凛とした空気に包まれる神聖な空間」「コンビニで簡単に手に入るお菓子も、始まりは一つの橘から...そんなことをしみじみ感じた」と語っています。

スイーツ好きな女性ならぜひ訪れたい中嶋神社。この神社がある豊岡市は他にも、志賀直哉の『城の崎にて』で知られる城崎温泉や、小京都・出石町などの観光地がたくさん。また、絶滅危惧種のコウノトリの野生復帰活動に力を入れており、市内の水辺や田んぼではコウノトリが羽を休める姿が見られることも。

8月27日〜9月1日には、そんな豊岡市の魅力を存分に堪能できるイベント「豊岡エキシビジョン」が、東京・渋谷ヒカリエで開催されます。豊岡市在住で、『ホタルノヒカリ』の作者・ひうらさとるさんやモデルのKIKIさん、長嶋りかこさんなどの豪華ゲストが町の魅力を発信する貴重な機会に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
豊岡エキシビジョン2013
http://www5.city.toyooka.lg.jp/exhibition/



『ケトルVOL.14』
 著者:満島ひかり,東川篤哉,私立恵比寿中学廣田あいか,原裕美子,伊賀大介,大根仁,小島慶子,津田大介
 出版社:太田出版
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