それ、木村さんに聞いてみよう。 Vol.2
本誌で「目指せ株ミリオネア!」を連載していた木村さんが、久久にガチンコ取引を再開。5月の暴落でもコツコツ稼いだ!


5000円で損切りの徹底で飛躍的に利益が伸びる

不思議なもので、確かに不意の急落で負けることもあるが、大負けしても2万円ぐらいまでに減らすことができました。さらに負けを減らすべくいろいろ検討した結果、損切り価格を、5000円までと決めた。予期せぬ急落もありで、最悪でも1万円以内での損切りを心がける。

5月23日の大暴落でも、着実に勝ち続け、6月18日現在では65万円。すでに総資産の5割を軽く超えていい塩梅に仕上がっている。なんで株価が下落しているときに勝てるようになったか。それもいろいろ工夫しているんですよ。

まず下調べは最低2時間、夜かトレードする朝にして、前日の勢いのいい株を探して補充しておく。単に上がればいいわけではなくて、たとえば1日の中で、上げ下げがジグザグで比較的パターン化しやすい銘柄を選ぶ。ケネディクスは、わりとそういう動きをしてますよ。そんな銘柄が動きだしたら速攻トレード。一定の周期で動くから、下がっているときに買えば、すぐ上がる。もちろん、さらなる急落もあるわけで、そこは覚悟の上です。



木村流デイトレの極意は銘柄ごとの値動きグセ徹底調査

銘柄ごとのクセも自分で発見しておかないと。5月ごろのITブックは、?串刺し〞っていうのか、すごく安い価格までブチ抜きで下がると、今度はいきなり急上昇していた。たとえば11万円で買って、11万5000円で売りの指値をしておくと、けっこう誰かが買ってくれた。そのパターンで何回も儲けさせていただきました。

デイトレは、結局どこでエントリーするかが大事。基本は買いなので、安いときに狙えばすぐできる。じゃあどこで儲けるの?って部分も考えないとダメだと思います。

ある株が8万円で、けっこう安いなと思い買おうとした。今なら7万9000円で買える。じゃあ7万9000円で買えた株をいくらで売るのか?

8万円ですか?

私は即座に8万円に戻るとは思わない。こういうときは7万7000円ぐらいで買い指値をして、急に上げたら即座に7万8000円で売る。これならアリ。

ジャフコって銘柄があるんですが、これが東証1部ながら新興株みたいな動きをする。35万円が急に34万5000円に動く。急落株を下で指すのはアリ。これを34万9000円で指すと、すぐにマイナス4000円の34万5000円まで下がって大変。何度それでやられたことやら。



サルでも儲かるイケイケ相場の残り時間は?

多くの銘柄に、独特のクセがある。そこを見つけてパターン化することが大事。本当のおいしい部分は、誰もが言いませんって。だって手法をまねされたら、ほかのやつにおいしいとこを持っていかれます。しょぼい新興銘柄なんて、参加者が少ないんだから、「敵を増やしてどうするの」ですよね。

そもそも、今年の前期のアベノミクスの大躍進は、2005年以来といわれている。サルでも買えば儲かる時代は、10年に1度といわれている。ということは、あとしばらくは来ない。2005年後半の爆上げから2006年には何が起こりましたか?

そうライブドア・ショックです。今回名前はつかないけど日経平均で下げ幅1000円以上の大暴落が起きましたね。ということは今後どうなるのか?

あくまで予想ですが、2006年を見てもわかるように、上がったり下がったりとダラダラ中空飛行を続けて、1万1000円から1万4000円ぐらいの間を動き、年末は不思議と上がるから、そこで1万5000円ぐらいに到達すればいいかな、と思います。