水木しげるの妖怪画も☆三井記念美術館で「大妖怪展」

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夏と言えばのイベントは数あれど、肝試しや怪談は昔からの夏のお約束。幽霊、妖怪なんて古くさいしナンセンス!と思いつつも、なんとなく気になってしまうのが日本人!?そこでおすすめしたいのが三井記念美術館にて9月1日(日)まで開催中の「大妖怪展―鬼と妖怪そしてゲゲゲ―」。詳しい内容をお伺いしたところ・・・。

「まだまだ妖怪ブームな今、夏に開催する展覧会『美術の遊びとこころ』シリーズのひとつとして、今回の展覧会は、NHKおよびNHKプロモーションとの共催による当館のみの特別展で、中世から近世までの日本の妖怪変化の歴史を、能面・絵巻・浮世絵・版本などの優品でたどり、現代の妖怪を代表する水木しげる氏の妖怪画へとつながる妖怪の系譜を見渡すことを目的としています。そして、現代の妖怪画師、『ゲゲゲの鬼太郎』でお馴染みの水木しげる氏の描いた膨大な妖怪画の中から原画25点も厳選して展示しています。鬼太郎に登場するキャラクターや、浮世絵や版本をもとに描かれた緻密で色彩豊かな妖怪画はイメージ豊かな妖怪の世界は、日本美術に占める鬼や妖怪の世界のよい案内となると思います」とのこと。

さらに、安倍晴明が外道の疫病神を調伏する有名な「不動利益縁起(泣不動縁起)」の1シーンをフィギュアで再現した展示もあるとか。これは、遊び心満載の展示でおもしろそう! 器物や動物の擬人化、妖怪化もなんだかユーモラスでかわいいから、デートでも、ゆるキャラ好きの友達と行っても楽しめそう!

「大妖怪展―鬼と妖怪そしてゲゲゲ―」