最終日、大逆転で優勝した羽川豊(撮影:ALBA)

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<ファンケルクラシック 最終日◇18日◇裾野カンツリー倶楽部(6,865ヤード・パー72)>
 静岡県にある裾野カンツリー倶楽部を舞台に開催された国内シニアツアー「ファンケルクラシック」の最終日。大会3日間続けて好天に恵まれた今大会はトータル8アンダーでホールアウトした羽川豊と井戸木鴻樹によるプレーオフに突入。結果は1ホール目でバーディを奪った羽川が勝利し、最終日35位タイからの大逆転優勝を果たした。
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 圧巻のプレーだった。前半5番と7番でバーディを奪った羽川はトータルスコアをイーブンに戻してハーフターン。ここから“奇跡のサンデーバックナイン”が始まった。
 10番パー5、セカンドショットをグリーンカラーに運び難なくバーディとした羽川は続く11番、12番と3連続バーディを記録。13番ホールはセカンドでグリーンを外してしまうがアプローチを70センチに寄せパー。そして続く14番から怒涛の5連続バーディで一気にリーダーズボードを駆け上がっていった。
 9ホール中8ホールでバーディを奪った羽川のサンデーバックナインのスコアは“28”。これまでのシニアツアー記録“29”を塗り替える歴史的な記録となった。さらに最終日マークした“62”というスコアは大会レコードを塗り替える新記録、シニアツアー全体でも今季の「スターツシニア」で井戸木が記録した“61”に次ぐ歴代2位の記録となった。
 ホールアウト時点ではまだ最終組が9ホール近くを残していたためプレーオフまで2時間以上待機していた羽川。「2位くらいかと思ってた」と話すようにこの時点ではまだプレーオフになることはあまり考えていなかった。しかし首位を走っていたグレゴリー・マイヤー(米国)が13番でダブルボギーを叩いて失速し、その他上位陣も伸び悩んでいたため単独首位に浮上した。
 その後、12番パー3でホールインワンを記録するなど最終日スコアを4つ伸ばした井戸木がプレーオフに進出。そして井戸木とのプレーオフを制した羽川が大逆転での今季初優勝を挙げた。
 最終日の羽川の大躍進を支えたのは復調したパットだった。「ずっとアイアンは良かったのでやっとパットが入ってくれたという感じです」と最終日は好調なショットと復調したパットが絶妙に噛み合い、サンデーバックナインの大爆発につながった。
 「シニア選手は話題を提供しないとね」羽川と言えばテレビ解説の印象が強いが、それもゴルフ界の発展を第一に考えるからこそ。「ゴルフ界が少しでも盛り上がって、シニアの試合を1試合でも増えてほしいですね。後輩のためにも道を作りたいんですよ」解説者としてもプレーヤーとしても羽川はゴルフ界の発展を目指していく。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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