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全国10カ所で順次開催されている「ニコニコ町会議 全国ツアー2013」の第5回目が、8月15日に山形県高畠町で開催された。今回の町会議は地元の夏祭り「たかはた夏まつり」にて併催されたもので、来場者は例年の倍近い約2万人を記録。さらに、生中継の視聴者数は「ニコニコ町会議」史上最多の約26万人を突破し、大盛況となった。

「ニコニコ町会議」は、4月27日・28日に幕張メッセで開催された巨大イベント「ニコニコ超会議2」の"町"版として、全国各地で開催される移動式文化祭。第5回の開催地となった山形県高畠町は、300年以上の伝統を持つ由緒正しい夏祭り「たかはた夏まつり」(またの名を「青竹ちょうちんまつり」)が有名。奥州平定の八幡太郎義家が戦勝を祈願した際に、道筋の家々に提灯をつけた笹竹を飾って送迎したことが始まり。お盆の時期は、赤いちょうちんが付けられた笹竹で沿道が華やかに彩られ、「民踊パレード」や「みこしパレード」などが行われている。

イベントのオープニングセレモニーでは、高畠町町長・寒河江信氏が登場し、「若い方々の熱気がすごい。2万5,000人の町民が皆さんを歓迎します。ニコニコ町会議には500市町村が手を挙げられたそうで、その中から選んでいただいてありがとうございます」とあいさつを述べた。そして、MCを務める百花繚乱とニコニコ動画の中の運営長らと共にテープカットを行い、町会議のスタートを飾った。

今回の高畠町での町会議では、「町のゆるキャラをニコニコ静画へのユーザー応募で決めよう」という、他の会場ではなかった企画も。「マツタケ」「ぶどう」「ラフランス」「赤鬼」「青鬼」「かっぱ」「まほろば」「洞窟」「古墳」「三重塔」「JAZZ」「犬の宮」「猫の宮」と、高畠町にまつわる13種類のテーマが与えられ、これをモチーフにしたゆるキャラを考えるというもので、ユーザーからは面白い作品が数多く投稿されていた。

さらに、新たな企画ブースも登場。ニコニコの3大コンテンツの一つである「将棋」を体験できる「電王戦ブース」が初出展。今年春に行われた「第2回 将棋電王戦」で現役プロ棋士が対戦した「習甦」と「ツツカナ」を当時とまったく同じスペックで再現。参加者を次々と投了させ、その強さを見せてつけていた。

一方で、歌やダンスなどのパフォーマンスも大きな盛り上がりを見せていた。歌い手として活躍する佳館杏ノ助と蛇足がボカロ曲を熱唱して歓声を浴びれば、踊り手のあすぱらと夜徒は来場者と一緒に人気曲「メロディライン」「おちゃめ機能」をBGMにしたダンスを披露し、ステージも大盛り上がりとなっていた。

また、町会議恒例となった「ご当地あるある」コーナーでは、「山形県民は酢豚にパイナップルはだいたいOK」「芋煮の味と具で県内部抗争多発」といった山形県のあるあるネタが登場し、会場からは何度も笑い声が起きるなど、地元ならではのローカルネタで盛り上がりを見せた。

さらに、MCを務めたドグマ風見は、今回のイベントのために2日前から現地入りして完成させた手作りの特製「神輿」を披露した。最後の仕上げに一般来場者に墨で文字を入れさせることになったのだが、「高畠」と書くべきところを「高橋」と書いてしまう思わぬハプニングが発生。それでもそのまま進行する番組展開に、視聴者からは「ニコニコらしいゆるさw」「これがニコニコだよなw」といったコメントが書き込まれていた。

エンディングステージには、たかはたまつり実行委員長・長谷川氏が登壇し、「若い方ばかりにきていただいてうれしく思っています。ぜひ来年もきていただければ」とあいさつ。また、オープニングで募集した「ゆるキャラ募集企画」の応募作品が紹介され、ニコニコユーザーらしい遊び心あふれるデザインに会場は大きな笑い声が。大盛況うちにイベントは幕を閉じた。

(はらだともや)