優勝したK・T・ゴン<写真提供:JGTO>

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 『ロイズコーポレーションカップ in 福岡雷山』の最終日。首位と1打差の4位タイでスタートしたK・T・ゴン(韓国)が、前日の65に続きこの日も65の安定したゴルフで、トータル14アンダーでフィニッシュ。チャレンジトーナメント初優勝を目指す森本雄とのプレーオフを制し、チャレンジトーナメント2勝目を飾った。そして7月に開催された「LANDIC VanaH杯 KBCオーガスタ・チャレンジ」に続き、福岡県でのチャレンジトーナメント2連勝を成し遂げた。
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 今シーズン2勝目を決めたK・T・ゴンに喜びの一言を聞いたところ、「嬉しいです。前回の大山ではプレーオフで負けて悔しかったです。今回もプレーオフになって、また負けたら情けないな思ってやっていました。とはいっても、一生懸命やるだけで結果は後からついてくると思ってやっていたのがいい結果に繋がったんだと思います」。
 2ホールのプレーオフの間、余計なことは一切考えず自分のスイングを心掛けたことが、今シーズン9戦目にして早くも2勝目という結果に繋がった。チャレンジトーナメントの賞金ランキングもトップに躍り出たということもあり、賞金王も見えてきたがゴンの頭には微塵もない。「自分が賞金王になりたいと思ってもなれる実力は持っていないと思っています。15試合を一生懸命やってみて、結果として賞金王になれたら嬉しいですけど。今から賞金王を狙おうとすると今の自分のゴルフが出来なくなるような気がするので、今まで通りのゴルフをしたいです」。結果は後からついてくる。ゴンの中には自分のゴルフを一生懸命やることが全てのようだ。しかしながら、これまでずっとその意識でいたわけではない。
 「以前までは目標を意識しすぎるあまり失敗を繰り返してきました。優勝にしても裏シードにしても目標に対して意識しすぎて一歩手前で崩れてしまう、そんな感じでした。今思うと気持ちだけ先にいってたから結果がついて来なかったんだと思います。今は一生懸命やって駄目なら忘れて次にというように考えてやりたいですね」。この意識改革が今のゴンの強さなのかもしれない。この日も同組でまわっていた森本雄が出だしからバーディを重ねたのに対し、ゴンはボギーもありスコアを伸び悩んだ状態だった。そんな時も森本についていくのではなく、自分のゴルフをすることに徹した結果が後半の追い上げに繋がった。
 これでチャレンジトーナメント2勝目になるゴンだが、くしくも2勝とも福岡県での優勝となった。ゴン自身もこの事については、縁を感じている。「日本に来て12年になりますけど、藤島豊和さんがいろいろと面倒見てくれました。今でも福岡で試合があったらウチに泊まれよと言ってくれたりします。そういう先輩や友達がいたからこそ12年も日本でゴルフが出来ていると思うし、本当に感謝しています」。
 福岡シリーズ2連勝を飾り、いよいよレギュラーツアーの『VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント』に臨むゴン。「今の自分の実力では芥屋はまだ早いかもしれないですけど一生懸命がんばります」。言葉こそ、強気ではないがレギュラーツアーでも活躍を期待したい。

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