母親の生活保護受給問題でレギュラー番組やCMの殆どを降板したお笑いコンビ「次長課長」の河本準一さん(38)のテレビ出演が増えてきた。「事件」から1年以上が経過し「みそぎ」を終えいよいよ本格復帰を果たすようだが、ネットの反応はまだかなり厳しい。

2013年8月には日本テレビのカミングアウトバラエティ「秘密のケンミンSHOW」に岡山県代表として2週続けて出演した。河本さんは岡山県の元観光大使で、番組が番組なだけに「河本が出ているよ」などと視聴者を驚かせた。

「オカンの伝説についてスタジオトーク」?

河本さんは高収入なのにもかかわらず、母親に生活保護を受給させていたことがわかって大バッシングを受けたのが12年5月。涙ながらに謝罪会見を開き母親が受け取った生活保護費の一部を返還した。そして殆どのレギュラー番組とCMから降板し、岡山県の観光大使も辞任することになった。しかしバッシングは簡単には納まらず、所属する吉本興業へのデモまで起きた。

暫くテレビでその顔を見ることができなかったが、13年夏からTVの露出が増えている。8月で見ると関東地区ではテレビ朝日系の「グリグリくりぃむ」、日本テレビ系の「ナカイの窓」に出演。レギュラーのテレビ東京系「解禁!暴露ナイト」では毎週司会を務めている。

そんな中、日本テレビ系「秘密のケンミンSHOW」に8月8日、15日に出演することがわかり驚きが広がっていた。この番組は有名人が県の代表として出演し、他県の人が知らないと思われる県民の特徴や風習、食生活などについて「暴露」する番組だからだ。番組の8日放送分宣伝に、「オカンの伝説についてスタジオトーク」というものがあったため、河本さんが何を語るのか期待する人もいた。

番組では、河本さんは終始こわばった表情で笑顔がなかなか作れないでいた。顔出しやトークシーンは少なく、岡山代表なわけだから岡山県のエピソードが語られるのかと思われたが、全く出なかった。「オカンの伝説」というのは大阪のお母さんの特集で、河本さんは近所の家を訪ねたときにスケスケの服を着たオカンが出てきてビックリした、などという大阪でのエピソードを語っただけだった。15日放送分も似たようなもので、河本さんが語ったのは佐賀県のエピソードだった。

「岡山県民誰も次長課長好きじゃねぇからwwww」

 

河本さんのこの番組への出演はある意味「冒険」であり、今後芸能界に本格復帰するため視聴者の反応を見るためのテストだったのかもしれない。そうしたなか、ネットでの反応は極めて冷ややかだった。ネットの掲示板には、

「ナマポショーなんか見ないわ」
「社会問題を起こしたタレントなんて見とうない」

などといった意見ばかりが目立ち、ツイッターでも、

「岡山県民誰も次長課長好きじゃねぇからwwww」
「だからいつまで次長課長出すんだよ」

などといったものだった。こうした反応も考慮し、今後は徐々に出番を増やしていくものとみられる。