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今年5月以降、米国の量的緩和の縮小観測や中国の成長率の鈍化懸念などを背景に、ブラジルレアルと豪ドルの軟調な推移が続いています。また、両通貨の動きには、ブラジルの最近の社会不安や物価の上昇に対する懸念や、オーストラリアの中央銀行による利下げの継続など国内事情も影響しているとみられます。今後も、米国の量的緩和の縮小観測を巡り、短期的には金融市場が不安定になりやすい状況にあるほか、両国景気に対し楽観はできないことから、通貨の動きを注意深く見ていく必要があります。しかしながら、足元で中国景気の底割れ懸念が後退していることに加え、引き続き米国を中心に世界経済が緩やかに改善していること、中期的には両国の金融政策が徐々に景気浮揚効果を発揮していくと考えられることは、両国景気ならびに通貨を下支えるものと期待されます。

なお、2010年以降の両通貨の動き(下図)からは、おおむね20%前後の下落率となったところで安値をつけるといった、興味深い傾向がみられています。通貨が常に20%前後の範囲で動くわけではなく、また、20%という数字に意味はないと考えられますが、投資家の多くが過去の値動きを参考にする傾向にあることを考えると、これらの数値が当面の間、意識されやすいといえそうです。

(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)

(2013年8月15日 日興アセットマネジメント作成)

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(日興アセットマネジメント)