川淵キャプテン、ザックジャパンにゴーサイン「今の形を押し通していけばレベルアップする」

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 Jリーグ&東京フィルハーモニー交響楽団の「ハートフルコンサート2013」にゲスト出演した日本サッカー協会の川淵三郎キャプテンは、イベント後にウルグアイに大敗した日本代表について言及。「次のステップに進むためには、僕は今の戦い方でいいと思う」とコメントした。

 音楽とサッカーの共通点に「リズム」を挙げた川淵キャプテンは、「ウルグアイ戦はあまりリズム感がなかったけど」と苦笑しながらも、ザック・ジャパンの戦い方に肯定的な見解を示した。

「攻撃では何度も面白い形を作っていて、点を取れる感じがあった。ただ、攻撃でいいところを出そうと前へ行くと、どうしても守備面で背後が弱くなる。ああいう形になった時に、組織でどう守るかだね。(吉田)麻也も内田(篤人)もコンディションがいいとは思えなかったからね。でも、次のステップに進むためには、僕は(あの戦い方で)いいと思った。悲観的にはならなかったし、今の形を押し通していけば、一つレベルアップすると思う」

 また、新戦力として注目された東アジアカップ組については、「柿谷(曜一朗)にはすごく可能性を感じた。DFもFC東京の森重(真人)とか、これから試す機会があるだろうし、経験を積ませながらやることも大切」と期待を寄せていた。