「景気が悪化すると、母親は子供に厳しくなる」―米研究

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「景気が悪いからね・・・」と浮かない顔をするのは、大人だけではなかった!?

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最近発表されたアメリカの研究によると、「景気が悪化すると、母親は子供に厳しくなる」そう。景気の悪化は、経済面だけではなく、家庭にまで悪影響を及ぼしているようです。

実験は、アメリカで景気が落ち込んだ2007年から2009年にかけて行われ、1998年から2000年に大都市圏で生まれた子供を持つ母親を対象にしたもの。新生児から9歳までの子供を持つ母親を、継続的に調査する形で行われました。

その結果、景気と母親の態度に関連性があることが分かり、不景気の時は子供により厳しくなるそう。実験を行った学者の説明によると「景気が悪化すると、“職を失うのでは”という不安にかられ、子供に対する態度が変わってしまう親がいる」とのこと。

さらに研究から、ある特定の遺伝子変異(*1)を持つ母親の間では、景気が悪いと子供への虐待が増え、景気が回復すると虐待が減ることが判明しました。なお、実験に参加した母親の半数強は、特定の遺伝子変異を持たず、子供に対する虐待はまったく見られなかったそう。

(*1 ドーパミンの合成や、感情、眠気、集中力の調整をする化学物質に影響を与える遺伝子変異)

研究結果によると、景気の悪化で、精神的な不安を抱えるだけではなく、遺伝子的にも深刻な悪影響が!アベノミクス効果で景気の向上が期待されていますが、1日でも長い好景気で、子供たちの笑顔を増やしたいですね!


※当記事は、ハイブリッド翻訳のワールドジャンパー(http://www.worldjumper.com)の協力により執筆されました。

参考:Les mamans sont plus severes en periode de crise
http://www.terrafemina.com/vie-privee/famille/articles/29413-les-mamans-sont-plus-severes-en-periode-de-crise.html