下北沢在住の作家・よしもとばなな氏が、東京・下北沢限定のリトルプレス『下北沢について』を刊行する。

 『キッチン』『TUGUMI』などの作品で知られるよしもと氏は、下北沢近辺に暮らして10年以上。2010年には、下北沢を舞台とした小説『もしもし下北沢』を発表している。

 『下北沢について』は、昨年7月に開店した下北沢の書店「B&B」による初の出版プロジェクト。B&Bとよしもと氏の関係は深く、昨年9月には同じく下北沢在住の作家・藤谷治氏とともに、同店開催のイベント「下北沢、もしもし」に出演している。

 本プロジェクトは、「みんなが下北沢にもまだまだいいところがあるよと思ってくれるような、小さな空間ごと創りたい」というよしもと氏の発案によって実現したもの。「下北沢の人による、下北沢のための小冊子」を合言葉に、下北沢在住の大野舞(装画)、大西隆介(装幀:direction Q)、内沼晋太郎(編集:numabooks/B&B)、大西寿男(校正)と、全員が下北沢在住・在勤のチームによって制作された。

 多くの人に下北沢の街を訪れ、その魅力に触れてもらうことを目的としているため、下北沢のみの販売となり、通信販売等も一切行わない。年4回、全12回の刊行予定で、第1巻目となる『下北沢について1』は 8 月 31 日の発売。初刷は 500 部の予定。本屋 B&B を主に、下北沢の他の店舗でも販売する。

【関連リンク】
・B&B
http://bookandbeer.com/





■ 関連記事
非モテからモテ女へ 聴く恋愛小説が女子力をアップさせる?
酷暑は"イヤミス"で涼をとる? 真梨幸子最新作『鸚鵡楼の惨劇』
学研のよみものサイト「ほんちゅ!」始まる―第1回「本にしたい大賞」作品募集も


■配信元
WEB本の雑誌