ボブ・サップ、CM多数出演で再ブレイクのワケ…“切れ者”ビジネスマンの顔

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 2000年代前半に格闘技ブームを牽引していたK-1とPRIDE。そのリング上で暴れ回っていたのが、その荒々しいファイトスタイルから「ザ・ビースト」と呼ばれたボブ・サップ。全盛期はCMやバラエティー番組にも登場し、格闘技ファン以外にも広く知られるようになったが、格闘技ブームの衰退により、あまりテレビで見かける機会がなくなっていた。しかし、このところやたらとボブ・サップのCM起用が目立っている。

「一時期、日本で食えなくなってから韓国に渡り、バラエティー番組などで活躍していたが、美容整形の大手・高須クリニックの高須克弥院長の目にとまりCMに抜擢された。それをきっかけに、ソフトバンクのCMでサッカー日本代表の香川真司と共演し、明治安田生命のCMには覆面レスラー役で登場。ほかに目薬のCMにも出演している。ただし、高須クリニックの最新CMは7月の参院選に立候補した無所属のマック赤坂氏も出演しているため、選挙期間中は放送NGになってしまったが」(広告代理店関係者)

 身長2メートル・体重145キロの圧倒的なスケールの肉体はCMでも映えているが、日本のリングでデビューした02年には、当時無敗を誇ったアントニオ・ホドリコ・ノゲイラをKO寸前に追い込み、4度のK-1王者に輝いたアーネスト・ホーストを1日に2回撃破。03年大みそかで元横綱・曙をKOした試合の瞬間最高視聴率は、裏番組のNHK紅白歌合戦を上回る43.0%を記録するなど破竹の快進撃を見せた。しかし、ここ数年は格闘技の試合では連敗続きで、アントニオ猪木率いるIGFプロレスリングなどを主戦場としているが、すでにファイターとしては失格の烙印を押されてしまっているという。

「03年に当時K-1のトップファイターだったミルコ・クロコップにKO負けした際、目に親指を入れられ、そこから真剣勝負、いわゆる“ガチンコ”の試合が怖くなってしまった。10年の大みそかにはK-1主催の試合に出場のため来日したものの、“ガチンコ”の試合だったためドタキャン。のちに、著書でK-1サイドからのファイトマネー未払いが蓄積されていたことを暴露し、自分には非がないことを強調した」(格闘技ライター)

 とはいえ、ビジネスマンとしてはかなりの切れ者のようで、「11月には熊本で元ボクシング世界王者・西島洋介の引退試合の相手を務めるが、正直、試合はそっちのけで、地元企業のCM撮影などが忙しいようだ」(同)。

 この分だと、近いうちにかなりの高額所得者になるのではとの声も多い。
(文=編集部)