選挙後の10万円株 王道 VS 大穴 14銘柄
安倍政権が国会で安定多数を確保しそうな今、株式市場は上昇機運復活の兆し。「デフレ脱却が進むなら、どんな銘柄を買ってもいい」と語るマネックス証券・広木さんの真意とは!?


政治の安定でデフレ脱却が進む。本命は輸出、不動産、銀行

「参議院選挙後は上昇相場第2幕が始まる」と語るのは、マネックス証券チーフ・ストラテジストの広木隆さん。「これまで毎年のように総理大臣が変わってきた日本では、思い切った政策がなかなか実現できませんでした。今後、3年間は選挙がなく、政治が安定することで、安倍政権の成長戦略や規制緩和に対する期待感も回復するはず。行きすぎた分、調整に時間がかかった株式市場も、日経平均1万3000円を底値に反転上昇に転じる」というのが広木さんの読み。

そんな今、アベノミクス相場の原点に立ち返ると、安倍政権が掲げる最大の政策はデフレ脱却以外にない。「デフレはモノの価値が下がることですが、逆に言うとそれは、お金の価値が上がっていくことを意味します。デフレで苦しむ日本では、お金の価値の上昇=円高が進んできました。反対にデフレからの脱却が鮮明になれば、為替も円安傾向が定着する。だからこそアベノミクス相場の本命は、円安で潤うグローバル景気敏感株や、インフレになると上昇する不動産関連株です」と広木さん。

現金を握りしめていればよかったデフレが終われば、お金も動き始める。銀行や消費者金融など、?カネが回ってなんぼ〞の金融株もデフレ脱却で活気づく本命株だ。

デフレ脱却関連の10万円株なら何を買ってもいい?

「とはいえ、アベノミクス相場の根底にあるデフレ脱却というテーマは、実に幅広い業種・銘柄に影響を及ぼします。そこに、安倍政権が掲げる成長戦略というテーマを加えると、非常に多くの銘柄が投資対象になるでしょう。高額消費ブームに沸く百貨店、減税による設備投資需要が期待できるリース業界など、多様なセクターが循環物色されるのが、アベノミクス相場の特色。『今後、どんな銘柄を買うべきか?』と聞かれたら『極論すると何を買ってもいい』と答えるのが正解でしょう」

つまり、本命の輸出・不動産・金融株だけでなく、さまざまな大穴銘柄の株価上昇に期待できるのがこの相場の醍醐味といえるだろう。「個人消費関連では何かと高額消費に目が向きがちですが、実際にはわれわれが『ユニクロ』で靴下1足分、ヒートテック2着分、余分に買うことが日本をデフレから浮上させる原動力になる。こうしたプチぜいたく関連の10万円株では、スターバックス コーヒー ジャパンやひらまつに期待できるでしょう。景気が安定すれば結婚ブームが起きて、式場運営のノバレーゼも収益が伸びるはず。女性の就業人口が拡大すれば、人材派遣会社のリンクアンドモチベーションにもチャンスありです」

アベノミクス相場の大穴10万円株は、われわれの身近なところにたくさんあった!

政府は10月までに来年4月から消費税を増税するかを決定する予定。また、米国ではリーマン・ショック以降続いた金融緩和の縮小も視野に入ってくる。どちらも株価にとってはネガティブ要因に思えるが……。「消費税増税や量的緩和の縮小は、ひとえに『景気がよくなっているから』。市場があらためて、この大前提に気づけば、秋口にかけて日経平均が1万5000円を目指す上昇機運が生まれるはずです」「何を買ってもいい」と広木さんが言うように、お宝10万円株の裾野は限りなく広い!

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