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東京都と国土交通省は7日、2013年度第2回「東京ユビキタス計画」公募実験に参加する民間企業3グループ4社を選定したと発表した。

「東京ユビキタス計画」とは、先端技術を街づくりに活用し、地域振興や産業振興、観光振興を目指すプロジェクト。「場所」や「もの」に固有IDを搭載し、コンピュータが自動認識することで現実世界と仮想空間を結びつける「ユビキタスID技術」の実用化に取り組んでいる。東京都は2007年度より、銀座等の実験フィールドを民間の技術の試行の場として提供し、ビジネスモデルの構築を促すことを目的として、民間公募実験を実施している。

今回決定した公募実験参加企業および実験名称は、KDDIとユーシーテクノロジによる「ucodeNFCタグを利用した送客実験」、横須賀テレコムリサーチパークとユーシーテクノロジによる「ココシルを利用した銀座ツアー企画コンテスト」、パーソナルメディアによる「NFCとSmooth Readerを応用した待合わせ支援システム」。

このうち「ucodeNFCタグを利用した送客実験」では、NFCタグ(ICタグプレート)を利用した送客実験で構築した機能を活用し、ユーザーの行動に対する影響を調査するとともに、NFCタグの利用を促すイベントを実施し、プロモーション効果を検証する。

「ココシルを利用した銀座ツアー企画コンテスト」では、銀座ツアー企画を投稿することができるオーサリングツールを作製し、情報収集および情報配信を行う仕組みを検証する。また、「ココシル銀座」ホームページなどでツアー企画参加者を募集し、実験期間中に投稿された企画を審査し、結果をココシル銀座ホームページで公開するなど、同ツールの実用化に向けた来街者にアピールするための有用性を確認する。

「NFCとSmooth Readerを応用した待合わせ支援システム」では、NFCタグとNFC対応スマートフォンを使用し、詳細な場所を特定することで、人と待ち合わせをする際に役立つ支援システムを開発し、その効果を検証する。また、混雑する繁華街で待合わせ場所を分散し、かつ有効に過ごせるような機能を、スマートフォンと電子書籍端末において提供するという。

(御木本千春)