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セブン銀行の米国完全子会社Financial Consulting & Trading International, Inc.(以下「FCTI」)は現地時間5日(日本時間6日)、Global Axcess Corp.及びその米国子会社が保有するATM事業の買収のための資産譲渡契約(以下「同資産譲渡契約」)を締結した。

Global Axcess Corp.及びその米国子会社は現地時間5日(日本時間6日以下「申立日」)、米国ネバダ州の破産裁判所に「米連邦破産法11章(チャプター11)」に基づき事業再建手続きの申立てを行っている。今後、同事業買収に関する破産裁判所の承認を経て、同法11章363条の規定に基づき、同資産譲渡契約による買収条件を基準として、FCTIに加え買収を希望する他の者も対象に公開入札が実施される。破産裁判所管轄下の公開入札の結果等を踏まえ、最終的な買収者が決定するとしている。

同資産譲渡契約においては、買収金額は10百万米ドル(ただし、本事業買収の実行日において関連する資産・負債の承継に伴う所定の価格調整を行う)と定められているほか、同事業買収の実行は、裁判所による承認その他のクロージング条件の充足を経て、申立日から90日以内を目途に行うことが想定されているという。なお、FCTIによる同事業買収は、FCTIが最終的な買収者として決定された場合に成立するが、その場合に適用される同資産譲渡契約の条件は、公開入札等の過程で現在の条件から変更されることがある。

Global Axcess Corp.及びその米国子会社は、全米で約4600台のATM運営管理業務を行っており、そのうち約2100台を同社で設置している。

FCTIによる本事業買収が成立した場合、FCTIの米国ATM事業について、規模拡大およびこれに伴うコスト競争力の向上のほか、効率的な運営に必要な拠点の確保、将来を睨んだ顧客層の拡大、米国ATM事業に精通する人材の確保などが可能と見込まれ、米国ATM事業の強化を推進できるとしている。

(金野和子)