子供を描いた連作に注目☆「レオナール・フジタ展」開催!

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どこかへ旅行に行って、「ステキ! 住んでみたい!」って思う場所、あるよね。そんな「憧れ」の都市の中でも、特に日本人に人気の高いパリ。何度も行っているパリ通の女子って多いんじゃない? そんな憧れのパリで1920年代に活躍した画家・藤田嗣治ことレオナール・フジタの展覧会「レオナール・フジタ ―ポーラ美術館コレクションを中心に」がBunkamura ザ・ミュージアムにて8月10日(土)〜10月14日(月・祝)まで開催。どんな展覧会なのかを広報の方にお聞きしたところ・・・。

「裸婦に代表される『乳白色の肌』で人々を魅了する画家レオナール・フジタ(藤田嗣治、1886ー1968)。エコール・ド・パリの寵児として活躍した1920年代、フジタは裸婦のほか自画像や猫を主題とした作品によって、当時のパリ画壇で最も人気のある画家の1人となりました。その後、第二次世界大戦中を日本で過ごし、戦後パリに戻ると、子供を主なテーマとして創作活動を再開しました。本展では、フジタ作品の国内最大級のコレクションを有するポーラ美術館の所蔵作品約170点を中心に、国内の美術館や個人蔵によるフジタの『乳白色の肌』による油彩画や素描、フジタが最晩年に暮らしたフランス、エソンヌ県のメゾン=アトリエ・フジタに保管されているマケット(建築模型)や、アトリエで制作するフジタの様子を撮影した写真家、土門拳と阿部徹雄の写真など総数約200点を通して、フジタの人物像と多様な創作活動にあらためて焦点を当てるものです」とのこと。

特に戦後、フジタがフランスにに帰化してから子供を描いた連作『小さな職人たち』の様々に働く子供が描かれたパリの様子はとっても魅力的。駆け足でツアーに行くより、この展覧会でレオナール・フジタの描くパリをじっくり観た方がパリの魅力が分かっちゃうかも!?