「moussy(マウジー)」や「SLY(スライ)」を展開するバロックジャパンリミテッドの筆頭株主に百麗国際HD(ベル・インターナショナル)になったと発表された。百麗は、中国最大手の婦人靴小売チェーン。これまでバロックの筆頭株主として株式を保有していた仏銀行クレディ・アグリコル系の投資ファンドCLSAサンライズキャピタルが、百麗国際HDと香港のファンドCDH Runway Investmentに株式を譲渡したことにより筆頭株主として躍り出たという。噂される香港での上場については「選択肢の一つとしては可能性がある」と述べている。

バロックの筆頭株主が中国企業にの画像を拡大

 2007年頃からバロックジャパンリミテッドの筆頭株主はCLSAサンライズキャピタルで、2010年10月には中国進出の事業パートナーとしてオリックスが株式の29.9%を取得している。11月より本格的に中国展開をスタートさせ、現在までに22店舗を出店したが、今後さらなる拡大のため現地の小売りに精通するパートナーが必要という判断から、百麗国際HDの100%子会社であるMutual Crown Limited経由で、百麗国際HDが31.96%取得し筆頭株主となったという。また、CLSAサンライズキャピタルは残りの株主全てCDHに譲渡したため、第二位のオリックスに続いてCDHが第三位の株主になる。残りはバロックジャパンリミテッド代表取締役社長兼CEO村井博之氏や経営陣らが所有しているという。

 バロックジャパンは今回の件については、「これまでどおり今の中国展開を加速させるため」としており近い将来、ベルとともに合弁会社を設立する考え。