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日興アセットマネジメント(以下、日興アセット)は5日、投資信託「財産3分法ファンド(不動産・債券・株式)毎月分配型<愛称:財産3分法ファンド>」(以下、「財産3分法ファンド」)、ならびに「高金利先進国債券オープン(毎月分配型)<愛称:月桂樹>」(以下、「月桂樹」)が設定10周年を迎えたことを機に、"定番ファンド"の情報提供の充実などを図るプロジェクトを開始した。

「財産3分法ファンド」と「月桂樹」は、それぞれ日興アセットの純資産総額2位、4位となる旗艦ファンド。運用実績10年以上、純資産残高3,000億円超の国内の公募ファンドは、2013年8月5日現在で8ファンドだけだといい、これら2ファンドは日本のロングセラーファンドとなっている。

「財産3分法ファンド」は、日本で初めてJ-REIT(国内不動産投信)を組み入れた公募のファンド・オブ・ファンズ。投資信託証券への投資を通じて、不動産、債券、株式の3つの異なる資産に分散投資を行う。2012年には、投資対象の一部である「海外債券部分」において、新たに世界の高利回り国のソブリン債券に投資するファンドを追加した。

「月桂樹」は、信用力があり、相対的に高い利回りが期待できる先進国のソブリン債に投資するファンド。投資国はファンドマネージャーの判断によって適宜入れ替えているほか、投資比率も調整している。

同社は、両ファンドが設定10周年を迎えられたことは、シンプルでわかりやすい「定番」ファンドとして支持されている結果ではないかと見ている。海外では長期運用され実績を兼ねたファンドほど、投資家の支持を得る傾向があるのに対し、日本では旬なファンドの方が注目され、長期運用ファンドが根付かないとの批判もあるという。同社は、顧客のニーズに応じた商品を迅速に提供する一方、定番といわれるシンプルでベーシックな長期運用ファンドを育成することも、投資信託メーカーとして重要だと捉えている。

このたび同社は、両ファンドが設定10周年を迎えたことを機に、「日本にも定番ファンドを。」をテーマに、長期運用ファンドに関する情報提供の充実などを図るプロジェクトを開始。5日には、公式ホームページ内に特設ページ「日本にも定番ファンドを。」を開設し、定番ファンドの紹介やインタビューなどのコンテンツを提供していく。

2014年には、同社の純資産残高1位の投資信託「ラサール・グローバルREITファンド(毎月分配型)」も設定10周年を迎えるという。同社は、今後も堅実な運用を続け、情報発信に努めていくとしている。

(御木本千春)