ザ・ストーン・ローゼズのドキュメンタリー映画が今秋日本公開。サマソニで先行上映も

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今週末に東京と大阪で行われるソニックマニア(SONICMANIA)、サマーソニック(SUMMER SONIC)に出演が決定しているザ・ストーン・ローゼズ(The Stone Roses)のドキュメンタリー映画『ザ・ストーン・ローゼズ:メイド・オブ・ストーン』が、今秋日本公開されることが発表された。

本作品はザ・ストーン・ローゼズが2011年10月に再結成を発表する記者会見直前から、昨年6月から7月にかけて地元のマンチェスターで22万人を集めて行われた野外ライブまでを密着した内容で、ザ・ストーン・ローゼズの熱狂的なファンだというシェーン・メドウス(Shane Meadows)が監督を務めている。

再結成に至るまでのメンバー達の発言や16年振りに行われるライブに向けてのリハーサル風景、突如発表されたフリーライブの様子、そして野外ライブでの熱演などが客観的ではなく、メドウス監督のファン目線によって描かれる。

なお、今秋の日本公開に先駆けて、SUMMER SONICでの最速プレミア上映が決定している。こちらは8月10日深夜の東京会場にて公開される。

ザ・ストーン・ローゼズは83年にイギリスのマンチェスターで結成された4人組バンド。ダンスミュージックの高揚感とロックの躍動感を融合させたサウンドで、マンチェスタームーブメントを引き起こした。89年発表のデビューアルバム『ザ・ストーン・ローゼズ』は80年代を代表する1枚として数えられている。94年に2ndアルバム『セカンド・カミング』を発表するものの、メンバー間の関係性の悪化によって96年に解散。ヴォーカルのイアン・ブラウン(Ian Brown)とギターのジョン・スクワイア(John Squire)はソロ、ベースのマニ(Mani)はプライマル・スクリーム(Primal Scream)に加入するなど、各自ソロとして活動していたが、2011年10月に再結成を発表。2012年にはライブ活動を再開させ、フジロックを始め、世界中のフェスでヘッドライナーを務めた。