「日本のデザインミュージアム実現にむけて展」今秋開催へ

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 企画展「日本のデザインミュージアム実現にむけて展」が、東京・六本木のデザイン施設21_21 DESIGN SIGHTで10月25日から開催される。同館ディレクターの三宅一生は、美術史家で国立西洋美術館長の青柳正規とともに「国立デザイン美術館をつくる会」を2012年に設立。その活動の一貫として、これまでに開催された全ての展覧会と関連するトークやワークショップなどを総合的に再構築することで、日本のデザインミュージアムの開設に向けて何が立ち現われるかを問い、また日本のデザインのアイデンティティーを探る。

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 2007年に開設された21_21 DESIGN SIGHTは、「安藤忠雄 2006年の現場 悪戦苦闘」(2007年3月〜4月)や「チョコレート」(同年4月〜7月)を始まりとしてこれまでに23の企画展を実施し、今年開催された「デザインあ展」には22万人を超える来場者を記録した。こうした活動は、優れたデザイン文化を次世代に継承するためのアーカイブとなり、また未来の生活を考えるうえで必要とされる場所になるデザインミュージアムの実現に向けて、機運を高めてきたという。

 「日本のデザインミュージアム実現にむけて展」では、世界の多彩なデザインミュージアムと個性的なコレクションを持つ日本の美術館・博物館の事例を紹介するイントロダクションをはじめ、過去23の展覧会を4つの軸に沿って再構築。身近な題材から社会に目を向ける〈モノ/コト/仕組み〉の系=findingと、デザインを駆動させる〈素材/技術/革新〉の系=making、地域を世界につなぐ〈東北/祈り/ユーモア〉の系=linking、そして個の創造力の深化を示す〈デザイン/アート/スピリット〉の系=creatingから、21世紀のデザインミュージアムに求められる役割を考える。会期は2014年2月9日まで。

 会期中、東京ミッドタウン内では2つのデザイン関連イベントが同時開催される。7回目を迎える「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2013」は10月18日から11月4日まで、グッドデザイン賞の受賞作を出展する「グッドデザインエキシビション 2013」は10月30日から11月4日までそれぞれ開かれる予定だ。

■企画展「日本のデザインミュージアム実現にむけて展」
 会期:2013年10月25日(金)〜2014年2月9日(日)
 休館日:火曜日(12月24日は開館)、年末年始(12月27日 - 1月3日)
 開館時間:11:00 - 20:00(入場は19:30まで)
 入場料:一般1,000円、大学生800円、中高生500円、小学生以下無料
 *15名以上は各料金から200円割引
 *障害者手帳をお持ちの方と、その付き添いの方1名は無料 等