ガンホー(3765)の日足チャート(6カ月)(出所:株マップ)

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 まさにランコルゲですね。日経平均は7月24日〜29日の4日間で1117.38円(7.56%)急落したと思ったら、8月1日と2日の2日間で797.84円(5.84%)の急騰です。この乱高下には結構振り回された個人投資家は多そうです。

 特に、新興市場は酷いですね。象徴的なのは、人気銘柄のガンホー(3765)、リプロセル(4978)の冴えない株価推移です。ガンホーはソーシャルゲーム関連のリーディング・ストック、リプロセルはバイオ関連のリーディング・ストックです。

 まず、ガンホーは1日に6万7100円と株式分割後の安値を更新し、7月1日の分割後高値の12万9000円から大幅に下落しました。わずか1カ月で、下落幅は6万1900円、下落率は47.98%に達しています。また、リプロセルも6月28日に1万7800円の初値示現後、7月1日に1万8610円の上場来高値を付けてから、ほぼ一貫して下落。1日には8670円まで叩き売られ、これまたわずか1カ月で、下落幅は9940円、下落率は53.41%に達しています。

 両銘柄の値動きが示すように、7月以降、新興市場の人気銘柄の急落が目立っています。

 このため、新興銘柄などを積極的に弄る、アクティブ個人の手の内は、この1カ月で大幅に悪化していることは予想に難くないですね。確かに、1日前場の新興市場の人気銘柄の叩き売られ方と、その後の急激な戻りをみる限り、追証絡みの投げ売りは一巡した可能性が高いとは思います。しかし、底が入るイコール上昇するではありません。仮に将来上がるにしても、常識的には時間的な調整は必要でしょう。

日経平均1万4808.50円超えで強気に転じる

 今後の相場については、7月19日の日経平均の1万4953.29円を目先天井にした調整は依然として続いているとの前提で臨むべきだと思います。7月30日の1万3613.78円を起点にしたリバウンドは続いてはいるものの、本当に強気に転じるためには、新値3本足の陽転(陽転値は1万4808.50円)が条件です。

 この7月30日の1万3613.78円を起点にしたリバウンド相場では、下値は5日移動平均線(2日現在1万3934.24円)がサポートし、第1上値メドは7月25日と26日とで空けた窓(1万4376.01円〜1万4533.21円)埋めです。第2上値メドは7月19日の1万4953.29円です。一方、後述する「アイランドリバーサル」を消滅させる、1万3953.85円を割り込むケースでの下値メドは、7月30日の1万3613.78円とみています。

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