今回の大幅調整の大底は、6月13日の安値1万2415円になりそう。乱調ムードは続きそうだけど、“アベクロ相場”は上昇が急スピードだった分、買いそびれた投資家も多かった。上がった銘柄はわかっている。この押し目はリベンジ買いの好機だ!


明らかにひところとは違う株式相場で、機敏な運用者は運用手法を切り替えている。脅威の成績で話題になったJPモルガン・アセット・マネジメントの「JPMザ・ジャパン」。ポートフォリオの組み入れ上位銘柄がノンバンクのJトラストだったり、含み資産株の東京都競馬だったり……。また、バイオ株の大量保有報告も連発、デイトレ御用達銘柄を組み合わせて成果を挙げる希け有うな存在でもある。

しかし、日経平均が急落した6月。同ファンドの大量保有報告から、パタッと消えたのがバイオ株の「買い」。買うどころか、メディネット、テラ、スリー・ディー・マトリックス、ラクオリア創薬の「売り」が判明した。一方で、新たに取得しているのが太陽光関連の田淵電機、データ分析のブレインパッド。田淵電機などは明らかにバリュー株投資のにおいがする。勝ち組に乗るなら、「バイオのヤラレはバイオで取り返す」というスタンスは、やめたほうがいい。



※田淵電機は2013年7月16日から、東証・大証の統合に伴い大証から東証へ市場変更。

この記事は「WEBネットマネー2013年9月号」に掲載されたものです。