「情報の取り過ぎ」に注意! 必要な情報だけを手に入れる方法

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 インターネットの普及によって、私たちの生活はとても便利なものとなった。わからないことがあれば検索すれば大抵のことはわかるし、ニュースサイトでは政治・経済、時事、スポーツ、ゴシップなど、リアルタイムに得ることのできる情報は凄まじい量だ。
 しかし、そんな便利な時代にも落とし穴がある。それは「情報の取り過ぎ」だ。

 『人の話は9割聞くな』(おちまさと/著、徳間書店/刊)では、膨大な情報から自分に必要なものだけを、うまく取り出すための方法を紹介する。

 ひと昔前のサラリーマンは、「情報は取りに行け!」とハッパをかけられたという。新聞や専門誌を熟読してみたり、本屋をハシゴしたり。わざわざ時間をつくって出掛けて行かなければならなかった。人から情報を得るための人脈づくりにも、手間と時間がかかった。異業種交流会、セミナーなどに出向き、顔と名前を売り込むのに一生懸命だった。
 それが今では、パソコンやスマホを開くだけで、有益な情報は向こうからどんどん流れてくる。人脈もFacebookやTwitterなどのソーシャルメディアを使えば、異業種の人や有名人、世界中の人と簡単につながることができるようになった。

 しかし、膨大な情報量の中には、自分に必要なものと必要のないものが当然ある。いかに、必要な情報を絞って手に入れるか。情報の取り過ぎにならない為にも、情報を抽出する力が必要だ。
 そのためには、まず、自分は何がしたいのか。背骨をしっかりつくることだ。流行を追いかけたりせず、信念を持って同じことをブレずにやっている人は強い。そして、自分にとって大切な情報かどうか見極めるには、常にフラットな自分でいることも大切だ。必要以上に頭がいいと思われようとしたり、必要以上に「出世してやる!」と張り切ったりしないで、「80%な感じ」でいると、自然と自分に必要な情報が取れるというのだ。
 ただ、フラットな状態でいるというのは、なかなか難しい。情報に振り回されて、一喜一憂してしまうこともあるはずだ。そんな時は「なるようになるさ」くらいの気の持ちようで物事をとらえる。気を楽にして生きたほうが、フラットに生きられるし、結果として、自分の背骨に合った情報だけを仕入れることができるのだ。

 インターネットは便利な反面、膨大な情報量、不確かな情報など、マイナス面もある。情報に振り回されないためにも、自分に必要な情報だけを見極める力を養う必要があるのではないだろうか。
(新刊JP編集部)