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昨年の夏、全米で700万ドルの製作費に対し、国内興行収入1億1300万ドルを達成した大ヒット映画がある。それが、『オーシャンズ11』等で知られるスティーブン・ソダーバーグ監督が男性ストリッパーの世界を描いた『マジック・マイク』。

公開後に放送されたNBCの人気コメディ番組「サタデーナイト・ライブ」に司会として登場したジョセフ・ゴードン=レビットは、その年「LOOPER ルーパー」、「ダークナイト ライジング」の出演で話題を集めていたにもかかわらず、僕にとっていちばんのサマームービーは『マジック・マイク』だった」と突然、着ていたスーツを脱ぎ捨ててプロのストリッパー顔負けのセクシーなダンスを披露したのだとか(笑)。さらには、本作のブロードウェイでのミュージカル化も決まっている本作、一体どんな物語なのか。

ストーリー


自称・青年実業家のマイク(チャニング・テイタム)は、夜になると男たちが華やかなレビュー・ショーを行うクラブで“マジック・マイク”として人気ナンバーワンのストリップ・ダンサーという顔を持つ。ある日、19歳の青年アダム(アレックス・ペティファー)と知り合い、彼に才能を感じたマイクは、クラブに彼を連れていき人気ストリッパーへと育て上げる。その一方、アダムとは対照的に堅実な姉との出逢いから、自身の人生を見つめ直し…。

「G.I.ジョー」「親愛なるきみへ」のチャニング・テイタムの体験談!?


本作は、「G.I.ジョー」「親愛なるきみへ」などで日本でも人気を集めるチャニング・テイタムが10代の頃、フットボール選手をやめ“何か狂ったことをやってみたい”と踏み入れた“ストリッパー”の世界での体験談を『オーシャンズ11』シリーズのスティーブン・ソダーバーグが映画化。

ストリッパー達が繰り広げる華やかショーだけでなく、その裏側のクレイジーな世界、主人公マイクの葛藤も描く。そのマイクの役は、もちろんチャニング・テイタムが、後に弟分となるアダム役には『アイ・アム・ナンバー4』のアレックス・ペティファー、TVシリーズの『ホワイトカラー』で主役の天才詐欺師、ニール・キャフリー役のマット・ボマーらも人気ダンサーとして出演、彼らを取りまとめる兄貴分であり、オーナー役のマシュー・マコノヒーが先陣を切ってちょっとイカれた(!?)カリスマ性たっぷりのストリッパーを演じ、観客を大いに楽しませてくれる。

見どころは、やっぱりストリップショー!


本作の見どころといえば、やはり冒頭から華やかに繰り広げられるストリップショーだ。個性溢れるダンサー達は、それぞれの衣装&世界観で女性たちを魅了、チャニング・テイタム演じるマジック・マイクのように卓越したダンス能力で、そのセクシーな体と動きをアピールする者もいれば、ターザンの格好で(笑)ワイルドに攻めるダンサーも。それぞれのコスプレも楽しく、スクリーンの女性客達は大喜び。その熱気がこちらにもムンムンと伝わってくる。

ショーの振付を担当したのは、ブリトニー・スピアーズやマドンナのワールド・ツアーの振付等も手がけるザ・ビート・フリークスのアリソン・フォーク。フォークはたくさんのクラブを回って「観客には何がうけるのか、どんなものが好きなのか」を研究したのだそう。(チャニング・テイタム曰く、実際のショーはもっともっとクレイジーなのだとか、(笑)

個人的にはもっと沢山ショーのシーンがあってもいいのに! いっその事の全部、ショーだったらいいのに! と、もはや映画そっちのけになってしまいそうになってしまった……。ラスベガス等に行けば気軽に観ることが出来るストリップショー、日本ではなかなか観ることが出来ないだけに、ぜひ臨場感溢れるスクリーンの前で楽しんでほしい。

さいごに


本作は『オーシャン11』シリーズや『エリン・ブロコヴィッチ』『コンディション』等で知られるスティーブン・ソダーバーグ作品だが、今回は過去の作品のイメージとまた違い、ストーリー自体はいたってシンプル&マイルド。

ハリウッドで活躍するスター達にセクシーな一面を気軽に楽しむことが出来るので、暑い日が続く中、仕事をしてこのまま家に帰るのも、、なんて思った時に、女友だちとアルコール片手に一緒に観るのにもピッタリかも(!?)。きっと鍛えぬかれた体を持つダンサー達が明日への活力をプレゼントしてくれるはず(笑)。また、先日スティーブン・ソダーバーグ監督は劇場映画への引退を宣言、スクリーンで監督作が見られるのも本作を含めておそらく残り2本。監督ファンもぜひ、です。
(mic)

『マジック・マイク』は8/3(土)よりシネスイッチ銀座・Bunkamuraル・シネマ他にて全国順次ロードショー!
http://magic-mike.jp