全国の高等学校インテリア科、およびインテリア科に準ずる学科・コースによる組織・全国高等学校インテリア科教育研究会(略称:全イ研)では、8月1日(木)・2日(金)の両日、ホテルポートプラザちばにて、第48回全国高等学校インテリア科教育研究大会を開催した。今年で同研究会が創立50周年の節目を迎えたことから、「創立50周年記念千葉大会」というサブタイトルの下、大々的な開催となった。

同大会は、高等学校インテリア科教育推進のため、全国の会員学校の教職員が一堂に会し、インテリア科教育の果たす役割と携わる者としての専門性を向上させ、今後のインテリア科教育の発展と充実を図ることを目的に、定期的に開催されているもの。今回も全国30校の学校関係者が集結し、総会や授業を通じて実施した各種研究発表、文部科学省初等中等教育局児童生徒課産業教育振興室教科調査官の持田雄一氏を招いての講和など、スキルアップを目指したカリキュラムが実施された。

また今大会は創立50周年の記念大会ということから、8月1日のメインデーには、全イ研関係者に加えて、業界団体や企業関係者などインテリア業界関係者も多数参加した他、インテリア業界の専門家を招いての特別講演や生徒によるプレゼンテーションといった特別企画も行われた。
特別講演を担当したのは、インテリア文化研究所の本田榮二代表。「インテリアの歴史と夢と未来」をテーマに、気候風土や宗教的側面から解き明かすインテリアの歴史から現在のインテリア業界の状況、さらには将来の方向性まで、教職員対象らしくアカデミックにインテリアを解説した。また生徒によるプレゼンテーションは、先立って実施された「高校生ものデザインコンテスト」の上位入賞者7名が自身の作品について発表、いずれの生徒もCGやパワーポイントを駆使して作品のコンセプトや思いを表現するなど高校生とは思えないハイレベルなプレゼンテーションを披露しインテリア業界関係者を驚かせた。
全イ研の小野祐司会長(千葉県立市川工業高校学校長)は、「インテリアは世界共通の文化といえます。インテリア科の教育を通じて、世界に通用する人材を育成したいと思っています。今後ともご協力をお願いする次第です」とインテリア業界にメッセージを送った。