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世界株式は、日米欧の中央銀行による積極的な金融緩和や、米国景気の回復傾向などを受け、2012年6月を底に堅調な推移となっています。そうした中、エネルギーや素材といった資源関連株は、世界株式が上昇する一方、軟調な動きとなるなど世界株式に大きく出遅れる動きが続いています。

こうした背景には、世界の資源消費大国である中国景気の減速やそれに伴なう一次産品価格の下落などが挙げられます。中国の2012年の実質GDP(国内総生産)成長率は13年ぶりに8%を割り込んだほか、2013年においても7%台半ばとなる見通しであり、資源需要の減速懸念が資源関連株の重石になっているとみられます。

しかしながら、世界景気が緩やかながらも回復傾向にあることに加え、堅調な原油価格などが下支えとなり、多くのエネルギー関連企業の業績は底堅く推移しています。素材関連企業の業績は振るわないものの、予想PER(株価収益率)は世界株式と同じ約14倍となっており、業績の軟調はすでに株価には織り込まれているものとみられます。また、企業の持つ資産に注目したPBR(株価純資産倍率)でも、エネルギーおよび素材関連株の双方に割安感が目立っています。世界株式のPBRとの相対比較(下図)では、近年において相当に割安な水準にあることがわかります。

引き続き、中国景気の動向には注意が必要ですが、足元で中国の最大の輸出先である欧州景気が底入れしつつあることや、国際商品市況に底入れ感がみられ始める中、資源関連株のバリュエ−ション面での割安感を見直す動きが強まるものと期待されます。

(文中の数字は2013年7月末現在)

(※上記は過去のものおよび予想であり、将来を約束するものではありません。)

(2013年8月2日 日興アセットマネジメント作成)

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(日興アセットマネジメント)