アベノミクスで「実際に収入が増加した」18%にとどまる 「新・目利き族」が増加中

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インターネット調査のネオマーケティングは25?49歳の女性400名を対象に「景気と消費に関する意識調査」を実施。アベノミクスの影響により、好景気ムードが漂いつつある中、消費者の食やファッションなどの日常生活における消費行動についての意識調査を行った。

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■「消費自粛ムード」から「ガマン解禁消費」へ!
アベノミクス以降の自身の消費が増えているかという質問に対して「多少お財布の紐が緩んだ」と回答した人は約3人に1人(約29%)。その理由を聞くと「今まで意識的に、または無意識的に無駄遣いをやめようと我慢していたから」と答えた人が約42%もいたことが判明。消費傾向はデフレ時の消費自粛ムードが一転し、好景気を感じて消費を解禁し始めている。

■消費者の収入は変わらない!? “低価格×いいもの”を見抜く「新・目利き族」が増加中!
今年に入ってからの収入の変化について聞くと「実際に収入が増加した」と回答した人は全体の約18%にとどまっている。その一方、商品を選んだ基準を聞いたところ「品質もよく、価格も手ごろなもの」と答えた人が約66%もいる。理由は、「収入が増える予定はないが、品質の良いものが欲しいから(約57%)」が多く、好景気ムードを感じて消費意欲は高まっているものの、実際の収入は増えていないため消費は堅実で購買に対する目が肥えてきている。

■外食業界にも好景気の影響?約30%もの人が「外食の回数が増えた」と回答!
外食の頻度に関する質問に対し、2012年以前と比べて2013年「外食の頻度が増えた」という人は約30%で、具体的に1ヶ月に2、3回程度外食に行くという回答が多くみられた。昨年度までは、不況により自宅で簡単に調理ができる器具やキッチン家電などの好調な売り上げが示すように、内食、中食ブームがおきていたが、今年は外食を我慢していた消費者が我慢を解禁したといえそうだ。

■一食にかける金額に変化なしでも、自ら良いお店を探し求める消費者が増加中!
一食あたりにかけるお金の変化について聞くと「変わっていない」と回答した人は約77%。さらに、お店を選ぶ際に重要視しているのは、「口コミなどで評判が良いこと・お得感が味わえること」が約43%、「コストパフォーマンスが良いこと」が57%いたことから、「安い」、「おいしい」だけでは満足せず、高品質な料理を低価格で提供するお店を自ら探し求める消費者像が明らかになった。

■今年春・夏、ファッション業界ではカラフル・花柄など明るい気持ちになれるアイテムが人気!
女性のファッションに関する質問で「昨年よりも洋服を買いにいく頻度が増えたか」を聞いたところ、「増えている」と回答した人が全体の20%以上。また、この春・夏に注目していたアイテムは「シンプルなアイテム」以外に、好景気感も後押ししているようで、明るい気分になる「カラフル(27%)」、「花柄(23%)」なアイテムが人気になった。
さらに、服を購入する際に「気分が上がる」「明るい気持ちになる」ことを重要視しているかという質問に「重要視する」と回答した人は76%にも及び、ファッションで気持ちを豊かにしようという人が多いようだ。

■秋・冬は色彩豊かで色合いを楽しめるカシミヤ・シルクなどの高品質素材に注目!
この秋・冬にこだわりたいアイテムについて聞くと「色(54%)」が1位となったが、一方で「肌触り(52%)」、 「暖かさ(49%)」、 「上質な素材(48%)」など、商品の品質を重視したいという回答も上位に。素材としては、全体の2人に1人がカシミヤ(1位:57%)、4人に1人がシルク(4位:24%)と回答し、高品質素材に注目が集まっている。しかし、カシミヤセーターの購入希望価格を聞くと普段着のセーターと変わらなかったことから、ここでも高品質な素材でもお手頃な価格の商品が求められている。