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海老餃子、豚まん、にらまんじゅう、小龍包と、多種多様なメニューが人気の点心・飲茶。本場・香港ではもちろん、日本にはない超絶メニューやちょっと変わったメニューに日々出合えるのだ。

○サクサクの皮にチャーシューマッチ

さすがは中国経済特別区、イギリスと中国の出合った街、アジアとヨーロッパの混じり合う街。ここではメロンパンとチャーシューという、何ともアバンギャルドな点心がある。その名も「菠蘿叉焼包(ホーローチャーシューポウ)」。菠蘿はパイナップルの意味で、正確には“メロンパン”ではなく“パイナップル”パンなのだが、日本でいうメロンパンとほとんど同じ2層のパンの中に、アツアツのチャーシューが入っている惣菜パンなのである。

そんなキワモノ……と侮るなかれ!! これが、ふわっとした下のパン生地の上に乗った、サクサク感がたまらない甘過ぎないクッキー生地が、別腹食欲を増進させてくれるのだ。更にパンを割れば、その中には甘煮のチャーシューが。塩キャラメル的というのか、甘辛コラボの味はどちらも主張しすぎず、チャーシューも若干甘みがあり、リピートしたくなるジャンクな味なのだ。おかずなのかデザートなのか疑問は尽きないが、最高級のB級点心なことは間違いない。

ちなみに、メロンパン的パンは、中身がない「菠蘿包」やパンにバターを挟む「菠蘿油」といって、街の点心屋やパン屋で食べることができる。しかし、このチャーシュー入りが食べられる店は九龍側のショッピングモール「ハーバーシティ」内の点心レストラン「廣記茶居」など、ごくわずか。国際都市・香港ならではのフシギパン、是非お試しを!

●information

廣東茶居 Canton Deli

菠蘿叉焼包:32香港ドル(約410円)

11:00〜23:00(ラストオーダー22:30)

(マリソル)