セール遅らせた伊勢丹新宿店、正価購入商品が好調で7月売上前年超え

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 三越伊勢丹ホールディングスが、国内百貨店事業7月の売上速報を発表し、リモデル後初のクリアランスセールを開催した伊勢丹新宿店では前年実績を6.9%上回った。昨年7月と同様にセール開催時期を以前より2週間程度遅らせたが、前半にオリジナル商品の拡充を図って正価購入顧客の利用を促したことで売上増につながったという。

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 伊勢丹新宿店は7月、猛暑日が続いたことで盛夏物の商材が盛況だったほか、セール前の売上の落ち込みを防ぐため商品量を昨年の1.5〜2倍に拡充した自主企画アイテム等の正価購入商品が前年比16%増と好調に推移。17日から開催したクリアランスセールは、ハンドバッグや婦人靴などの婦人雑貨を中心によく売れ、初日の売上と入店数はともに前年実績を上回った。なお、初めてセール開催時期を遅らせた昨年7月の売上(速報値)は、前年比2.5%減を計上している。

 首都圏の三越伊勢丹全体では、売上が前年比1.6%増と微増。自主企画商品を拡充した伊勢丹新宿本店と三越銀座店が売上を牽引したが、三越日本橋本店と基幹店以外の店舗では前年実績を下回っている。