経済産業省が、2013年度クール・ジャパン戦略推進事業の採択結果を公表した。今年度は全13件の案件に決定。三越伊勢丹ホールディングスは2014年2月に行われるニューヨーク・ファッションウィークに合わせ、世界各国から集まるインフルエンサーに向けて日本の食やファッション、アート、デザインなどをミックスしたイベントを開催する予定だ。

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 経済産業省では、クール・ジャパンを担う企業・クリエイターの海外市場展開を支援するため、昨年度に続いてクール・ジャパン戦略推進事業を実施。昨年はパルコやアッシュ・ペー・フランス、楽天、森ビルなど15件が採択され、日本発のコンテンツの販売促進を通じてシンガポールや中国、フランスなど各国に向けてクール・ジャパンが発信された。

 今年度、145件の応募の中から採用された三越伊勢丹ホールディングスは、「JAPAN SENSES goes to New York」と題して世界で通用する日本の良さを改めて顧客に伝え、新しい価値として再認識するプロジェクトに取り組む。ニューヨークで行われるイベントには「ANREALAGE(アンリアレイジ) 」や「writtenafterwards(リトゥンアフターワーズ)」、「mame(マメ)」といったファッションブランドから、「amadana(アマダナ)」やFabLab Japan(ファブラボジャパン)、チームラボ、旭酒造、小山登美夫ギャラリーまで多彩なブランドや企業が参加を予定している。また、Facebookで420万以上の「いいね!」を獲得している「satisfaction guaranteed(サティスファクション ギャランティード)」運営会社や、「BE@RBRICK(ベアブリック)」のメディコム・トイなど13件のプロジェクトが各国で実施される。

 クールジャパン戦略の一環として、海外市場獲得とインバウンド誘致に向け地域の中小企業とクリエイター・デザイナーをつなぐプロデューサー人材派遣事業も採択結果が公表され、59のプロジェクトが決定した。ファッション分野には、「金沢ブランド」の構築を目指す繊維リソースいしかわ、日本発のデニムを発信する岡山デニム協同組合や児島ジーンズストリート協同組合、伝統工芸とロリータファッションを融合した加賀ロリプロジェクトなどがそろい、「地域コンソーシアム」を形成してクールジャパンの芽を磨き上げるという。