「あまちゃん」に夢中! 脚本家「クドカン」をもっと知りたい

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大人気の朝ドラ「あまちゃん」。
「あまちゃん」のない日曜日はつまらなく思えるほど、夢中になっています。あんなにおもしろいドラマを描く人って、どんな人? ということで、脚本を担当している宮藤官九郎さんにも注目が集まっています。
 
脚本家・俳優・ギタリストものこなすクドカン
宮藤官九郎さんは劇団「大人計画」に所属。じつは、演劇の世界では20年近いキャリアを持っています。脚本だけでなく、俳優も務めていて、1996年公開の北野武監督作品「キッズ・リターン」にちょっとした役で出ていることは、クドカンマニアの間では有名な話。
脚本家として大ブレークする前は、バラエティ番組の構成作家としても活動していました。「笑う犬の生活」(1998年)や木村拓哉さん主演の「TV's HIGH」(2000年)など、見たことある方も多いはず。この頃は「抱かれたい脚本家ナンバー1」なんていわれていたこともありました。
他にも、パンクロックバンド「グループ魂」のギタリスト「暴動」としても活動中で、2005年には、紅白歌合戦に出場も果たしています。
と、多才ぶりがうかがえる「クドカン」。今回は、「あまちゃん」以外にも傑作揃いのクドカンワールドに浸れる、おすすめ作品をご紹介します。
 

クドカンワールドに浸れるおすすめ作品
<お笑い&感動系>
木更津キャッツアイ」(2002年)
クドカンが大ブレークするきっかけになった作品。嵐の櫻井翔さんや阿部サダヲさんなど、今では大スターになった多くの俳優が出演しています。「あまちゃん」にも出ている役者さんたちもちらほら。今では「クドカン・ファミリー」とも言うべき俳優陣が総出演しています。
 
<シリアス系>
「流星の絆」(2008年) クドカン初の「ミステリー」。東野圭吾原作の推理小説を、クドカンがどう語るのか?と話題に。結果、クドカンらしいコミカルな要素もふんだんに、かつ真剣にミステリーにも向き合った、話題作。
 
<スポ根系>
「ピンポン」(2002年) 松本大洋原作マンガを映画化。原作の世界観を残しつつ、クドカンの才能を魅せつけた傑作。
 
<シュール系>
「真夜中の弥次さん喜多さん」(2005年) クドカン初監督作品。しりあがり寿原作のマンガを映画化。長瀬智也さんと中村七之助さんが同性愛カップルを演じ、話題に。ZAZEN BOYSが担当したサントラも秀逸。
 
<ロマンス系>
「マンハッタンラブストーリー」(2003年)
「純喫茶マンハッタン」を舞台に繰り広げられるラブストーリー。TOKIOの松岡昌宏さんが演じる主人公がまったく話さない、というチャレンジングな設定。「あまちゃん」では夫婦を演じている小泉今日子さんと尾美としのりさんがここでもタクシー運転手として登場しています。
「七人の恋人」(2005年) クドカン作・演出の舞台「ウーマンリブ」の9作目。笑いあり、毒ありの中、最後にはキュン!とさせられてしまいます。クドカンの舞台も見たい! という方におすすめ。

<俳優・宮藤官九郎系>
「福耳」(2003年) クドカン初主演映画。共演の名優・田中邦衛さんにも負けていません。「役者としてのクドカンもいいよね〜」と実感できる作品です。

他にもたくさんの傑作が揃う宮藤官九郎作品。ちなみに、私の永遠のナンバーワンは「木更津キャッツアイ」! ハワイにもDVDセットを持ってきています。いつまでも色褪せない名作を残しつつ、次の作品がこんなに楽しみな脚本家は他にはいません。
これからも「あまちゃん」と「クドカン」に大注目です!
 
[大人計画]

photo by Thinkstock/Getty Images

(石川結雨子)