「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営するスタートトゥデイの第1四半期決算が発表され、営業利益、経常利益、当期利益は前年同期比を大幅に上回った。プロモーション戦略を見直したことで、営業利益が改善。また同日にアナリスト向けの決算説明会が行われ、代表取締役の前澤友作氏は新サービス「WEAR」について「オープンは9月になりそう」と話した。

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 スタートトゥデイの2013年4〜6月の連結決算は、売上高が前年同期比18.7%増の85億3,600万円、営業利益は同75.7%増の28億7,300万円、経常利益が同76.6%増の28億8,000万円、当期利益は同84.0%増の18億3,500万円と高い伸びを達成。同27.0%増となった商品取扱高は、セールが6月下旬に前倒しされた要因を除いても20%ほど増加しているという。

 決算説明会に出席した取締役の柳澤孝旨氏は、営業利益ベースの対取扱高比が前年同期よりも3.3%増加したことについて「プロモーション関連のコストが昨年より3.3%下がっているので、ひとえにこの効果が大きいといえる」とコメント。送料無料化に伴う費用は、プロモーション以外のその他の経費を削減することでカバーできているという。

 同説明会では、スタートトゥデイが6月にティザームービーを公開した「WEAR」についてアナリストからの質問が集中。「WEAR」は、店頭で気になった商品のタグに記載されているメーカーのバーコードをスマートフォン用のアプリケーションを立ち上げてスキャンすると、その商品に応じた複数のコーディネートや取扱いECサイトのリンクが表示されるというサービスで、前澤氏は「ブランド側から参加したいとの声が多いが、実店舗を展開する百貨店やショッピングセンターからは、ショールーミング化を懸念する不安の声も聞いている」とコメント。詳細については現時点での明言を避けたが、「ZOZOTOWN」内で行っているコーディネート提案企画との連携や、サービス提供スタート時に日本以外の国でも提供することに意欲的な発言をした。なお、「WEAR」のスタート時には広告宣伝費を増やす計画もあるという。