最終日にトップでこの橋を渡るのはいったい(撮影:ALBA)

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<全英リコー女子オープン 事前情報◇30日◇セントアンドリュース・オールドコース(6,672ヤード・パー72)>
 スコットランドの首都エディンバラから湾を越えて北東へ車で約1時間半。牧草地帯を抜けると突き当たりの海沿いにセントアンドリュースの街が見えてくる。
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 この街のシンボルは複数のゴルフコースからなるセントアンドリュース・リンクスと、7月22日に第一子が誕生したイギリスのウィリアム王子、キャサリン妃が学んだセントアンドリュース大学。ゴルフと学問の街として、古くから発展してきた。
 今年の女子メジャー第4戦「全英リコー女子オープン」の会場となる、セントアンドリュース・オールドコースはこの街にある。オールドコースは、今から約890年前に当時の領主から市民が自由に使える土地としてもらったのがそもそもの始まりとされており、正式にゴルフ場となったのは1552年。そこから、悠久の歴史を紡いできた。
 市民に与えられた土地というスタイルは今でも貫かれており、今年「全英オープン」が開催されたミュアフィールドが厳格なクラブポリシーに守られたメンバーシップコースであるのに対し、セントアンドリュースは広く開放されたパブリックコース。一般人でもラウンドが可能な上に、コース内を犬を連れた市民らが散歩しているのもオールドコースのいつもの光景だ。
 このオールドコースでは5年に一度必ず男子の全英オープンが行われてきたが、全英女子が行われるのは今年が2度目。ロレーナ・オチョア(メキシコ)が優勝した2007年大会以来、6年ぶりの開催となる。コブのあるフェアウェイとグリーン、生い茂るヒースに、口を開けて待ち受ける113個のポットバンカー。誰もが楽しむことができるパブリックコースだがメジャーでの戦いとなればその表情は厳しいものに変わっていく。世界最古のリンクスは北海から吹き付ける海風の中で、開幕の時を待ち受けている。

<ゴルフ情報ALBA.Net>