ロンドンのプレイボーイ・バニーガールを1960年代に撮影した「Playboy Bunny Girls and The Playboy Club」
バニーガールのもともとの発祥は蝶ネクタイのウサギがトレードマークの雑誌「プレイボーイ」からですが、そんなバニーガールが接客してくれる「プレイボーイクラブ」という文化を1960年代のロンドンで撮影した歴史的に貴重なムービーがYouTubeで公開されています。
Playboy Bunny Girls and The Playboy Club (Original 1960s Footage) - YouTube
競馬場へやってきたバニーガールたち。
バニーガールが馬券を販売。
俳優のロジャー・ムーアや……
バーバラ・ブーシェも出演しています。
1960年代イギリスの競馬場はこんな感じ。
入場チケットが必要。なお、客はバニーガールとデートすることはできません。
バニーガールの衣装のほとんどはアメリカで作られており、新しいものはジャマイカやロンドンでも作られます。
プレイボーイクラブにはバニーガールがディーラーを務めるカジノがあります。
しかし全てをチップに費やす必要はありません。
他にもバーやレストラン・ルーム、V.I.Pルームもあり、バニーガールが料理やお酒を運びます。
彼女たちは接客や礼儀作法の厳しい講習を受けています。
バニー・マザーによる指導にクリアしなくてはいけません。
そんな練習を重ねて、一人前のバニーガールとして働けるようになるわけです。
プレイボーイクラブには、ダンス・ルームがあり、有名なバンドが演奏しています。
The dave dee dozy beaky mick & tichの「Bend it」が演奏される中、いかにも1960年代風のダンスで盛り上がっています。
つまり、1960年代のロンドンでは、きちんとした訓練を受けたバニーガールのいるプレイボーイクラブが上流階級向けの社交場として発展し、機能していた、というわけです。