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兵庫県神戸市の兵庫県立美術館は9月14日〜10月20日、「橋本関雪展」を開催する。

○六曲一双の屏風の大作を中心に約70点を展示

同展は、兵庫県ゆかりの日本画家、橋本関雪の生誕130年を記念して開催するもの。橋本関雪は1883年(明治16年)、旧明石藩の藩儒であった橋本海関を父として、現在の神戸市中央区に生まれた。12歳から日本画を学びはじめ、1903年(明治36年)、竹内栖鳳の画塾竹杖会に入門。1908年(明治41年)年の第2回文展で初入選後、文展で入選、受賞を重ね、やがて官展の代表的画家としての地位を確立した。

漢学の深い教養にもとづき中国の古典に取材した数々の作品を発表したほか、石濤や八大山人などの明末清初の文人画家に傾倒し東洋画の本質を南画に見出した関雪は、新南画とよばれる新領域を拓いた。また動物画にも優れた力量を発揮、多くの名作を残している。

1934年(昭和9年)帝室技芸員、1935年(昭和10年)帝国美術院会員を歴任するなど大正から昭和にかけての日本画壇で大きな足跡を残し、戦争中は戦地へ赴き聖戦画などを制作したが、終戦を見ずに1945年(昭和20年)2月、狭心症の発作により亡くなった。

同展では、文展、帝展への出品作である六曲一双の屏風の大作を中心に、約70点の作品で画業を回顧するとともに、彼の南画への関心にも焦点をあて、関雪独自の美意識、絵画観について考察する。

会期は9月14日〜10月20日(9月17日、24日、30日は休館)。開館時間は10時〜18時(金・土曜日は20時)。入場は閉館の30分前まで。場所は神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 兵庫県立美術館。観覧料は一般1,300円(前売・団体1,100円)、大学生900円(前売・団体700円)、高校生・65歳以上650円(団体550円・前売なし)、中学生以下無料。前売券はチケットぴあ、ローソンチケット等で9月13日まで販売。

(エボル)