マリオとルイージは、ニューヨークの地下にある恐竜帝国へ潜入する/[c]1993 Allied Filmmakers N.V. [c]1993 Nintendo

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今や世界中にファンを持つ任天堂の代表的ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」。このゲーム、実は1993年に一度ハリウッドで実写映画化されているのをご存じだろうか?カルト映画ファンの間では伝説とも言われるこのトンデモ映画が、公開から20年の時を経ていよいよDVD化される。それが『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』(8月7日発売)だ。

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配管工として暮らす中年の兄弟(もちろんマリオとルイージのこと)が主人公の本作は、地下空間に広がる恐竜人の帝国を舞台にした無駄に(!?)壮大なファンタジー映画。「スーパーマリオ」と言えば、可愛らしい2等身のキャラクターでお馴染みだが、本作に登場するのはもっと生々しい連中だ。マリオとルイージが小汚いおじさんと化しているのはもちろん、ヨッシーは妙にリアルな小型恐竜と化し、アイテムのキノコは全く有難みを感じないグロテスクな姿と化しているので注目してほしい。

しかも、そんな本作は、当時のハリウッドが50億円の製作費を投じた作品だというから驚いてしまう。たしかに、マリオ役にボブ・ホスキンス、ルイージ役にジョン・レグイザモ、クッパ役にデニス・ホッパーという豪華キャストが集結しているほか、映像も当時としては一級レベルの技術を使用しているのだ。だが、お察しの通り、興行的には大コケ。とはいえ、今回のDVD化を待ち望んでいたファンも多く、人々の記憶に残り続ける愛すべき作品であることは間違いないだろう。

富田耕生、辻谷耕史、穂積隆信、日高のり子らによる日本語吹替も収録されている本作。ゲームと重ね合わせて見れば、よりいっそう楽しめるはずだ。【トライワークス】