元プロ野球選手たちが俳優というよりも本職顔負けの迫力とでも言うべき熱演で魅せる/[c]2013 オールインエンタテインメント

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スポーツ選手の芸能人への転身は現役時のスター性やキャラクターもあって少なくない。そんな中で実は意外と少ないのがプロ野球選手。野球解説者だったり、バラエティ番組に出演したりすることはあっても、俳優として映画に出演するなんてのは非常に稀なケースだろう。なのになんと往年の名選手が9人も一挙に出演してしまうのが、8月3日(土)公開の『ダイヤモンド』だ。

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主演が広島東洋カープで3度盗塁王になり、現役引退後もコーチとして数々の名選手を育ててきた高橋慶彦。巨人で“クセ者”として人気を博した元木大介、パンチパーマの強烈なキャラクターで愛されたパンチ佐藤、西武ライオンズで清原の後に4番打者として活躍した鈴木健、現在はBCリーグの新潟アルビレックス・ベースボール・クラブで監督を務めるギャオス内藤。さらには田中一徳、松永浩美、角盈男、愛甲猛という、投手だったら200勝、野手なら2000本安打という超一流選手の証である名球会入りしている選手こそいないが、記憶と記録に残る往年の名選手揃いだ。

彼らが扮するのはなんと任侠の世界に生きる男たち。高橋は下町で任侠組織の若頭を務める元プロ野球の選手という役どころで、野球経験者の多い組員たちは草野球を通して地元の人々に愛されているという設定だ。そんな彼らが新興ヤクザ組織をバックに持つ企業による再開発計画でシャッター商店街となった町の人々を助けるため、戦いに挑むというものだ。

眼光するどい目つきで相手を威嚇するさまは、真剣勝負の世界に生きてきた者たちだからこそ出せる凄み。いまでこそファッショナブルになったものの、かつてはパンチパーマに…みたいな、ユニフォームを脱いだら、その道の人と見間違うかのような方たちも少なくなかっただけに、まさにハマり役ともいえるかも。そんな元プロ野球選手たちの、球ならぬ“タマとったる”とでも言いたげな熱演をぜひ楽しんでほしい。【トライワークス】