アニメ&邦画が映像ソフト牽引、DVD&Blu-rayの総売上額が前年比増。

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オリコンは7月30日、2013年上半期の「映像ソフトマーケットレポート」(対象期間:2012年12月31日〜2013年6月30日)を発表した。全体としては、映像ソフト総売上額は1,270.2億円に達し、対前年同期比101.7%で、3年ぶりの前年比増となっている。また、Blu-ray市場は拡大を続け、調査開始以来4年連続の前年比増、初の500億円超えとなった。

DVDとBlu-ray Disc(以下BD)を合計した映像ソフトの売上額は、地上波テレビ放送のデジタル完全移行を翌年に控えた2010年を一旦のピークとして、2011年、2012年と連続で7%前後の前年比減となっていた。しかし、今年は3年ぶりに、前年比増へと持ち直しているのが大きな特長だ。

特にBDの売上額対前年同期比は、2012年上半期時の127.1%を超える135.1%となる好調ぶりを示し、売上金額は500億を突破。2009年の上半期BD市場規模調査を開始以来、4年連続で前年比増と、順調に市場を拡大させている。

また、市場におけるDVD対BDのシェアで見ても、枚数ベースで2012年上半期がおよそ8割対2割だったのに対し、今年は7割対3割へ、金額ベースでは2012年上半期の7割対3割から今年は6割対4割となっており、映像ソフト市場においてDVDからBDへのメディア移行が急速に進んでいる様子がうかがえる。

一方DVDは、BDへの市場移行を反映し3年連続の前年比減となった。ただし、上半期の売上金額の前年同期比は、2011年の86.5%、2012年の82.9%に対し、今年は87.1%とこれまでより減少率が抑えられている。このBDの増加と、DVDの減少率縮小の結果、今期の映像ソフト市場全体が前年比増という結果となった。

なお、この前年比増をけん引した主な映像ジャンルは、「アニメ」「邦画」だった。