ビジネスシーンで使ってはいけないNGワード「したつもり」「どっちでもいいです」

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「自分は、完ぺき!」と思っていても、意外と気づかないところで、NGワードを使っていることも多いもの。自分に当てはまるところがないか、ぜひチェックしてみてくださいね。

【オフィスで絶対言ってはいけないNGワード】

■「○○したつもりだったんですが…」は、言い訳にしか聞こえない!

上司からミスを指摘されて、「ちゃんと確認したつもりだったんですが…」なんて言っていませんか?「○○したつもり」という言葉は、彼氏には許されても、ビジネス上では許されません。「○○のつもりじゃなくって、なんでちゃんと確認しなかったんだ!」と逆に上司の怒りを倍増させてしまうので、注意しましょう。

■「知ってましたか?」、「おわかりになりますか?」は敬語のようで、敬語でない

一応「ですます」で話してはいるものの、相手がカチンときやすいのが、この上から目線の「知ってましたか?」、「おわかりになりますか?」です。相手が話を理解しているか確認したい時は「ご理解いただけたでしょうか?」、また、二度手間の説明をなるべく省略し話を進めたいという時は、「ご存じでしたでしょうか?」を使うのがベターです。

■「どうしますか?」、「どちらにしますか?」は圧迫感がありNG

接客シーンで決断を迫り、急がせる時に使われることが多いのが、「どうしますか?」、「どちらにしますか?」という、この言葉。なんとなく裏で「こいつ、優柔不断だなぁ」なんて思われてそうな、圧迫感のある言葉です。このような場合は「いかがなさいますか?」や、「どちらになさいますか?」という言葉を使いましょう。

■「できませんでした」、「無理みたいです」、「ダメでした」はビジネス3NGワード

この3NGワードを使ってしまうと、待っているのは「なぜ、どうしてできなかったんだ」、「できなかった理由を、最初から説明しろ!」攻撃です。この攻撃を受けないようにするためには、自分で「なぜダメだったのか」、「どうして、できなかったのか」、「本当に無理だったのか」、最初から考えてみることです。そうすれば3NGワードを使って上司を怒らせる前に、「今回は○○という結果でしたが、次回につなげるための反省点やヒントを得ることができました」と前向きな言葉で報告できます。

■「どっちでもいいです」は、やる気がないと思われる

部下に質問されたり、重要な選択を迫られたりした時に「どっちでもいいです」はNGです。「この人は、自分の意見に耳を貸すつもりがないんだなぁ…」とか、「やる気なさそう」なんて思われてしまいます。本当にどちらでもいいにしても、「現段階では全体像が見えないために、決められません」とか、「今すぐに判断することはできません」と伝えた方が、相手に考えていることが伝わりますし、選びやすいように、話を煮詰めてもらいやすくなります。

ついつい使ってしまうことの多いNGワード、あなたはいくつ当てはまりましたか?