三宅一生が語る未来のデザイン DVD付書籍に注目

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 デザイナー三宅一生のデザイン観を収めた書籍「三宅一生 未来のデザインを語る」が、岩波書店から出版された。NHK教育テレビで2007年6月3日に放映された同題番組を元に書籍化され、新たに3回のインタビュー取材内容を追加。三宅一生が1970年から実践してきた仕事を通して、デザインのちからや魅力、ものづくりとプロセス、環境や社会との関わり、そして若い世代への継承や抱える課題について言及している。

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 書籍「三宅一生 未来のデザインを語る」は、番組を制作した重延浩(テレビマンユニオン会長)によるロングインタビューを軸に、デザインについて語る三宅一生の言葉を144ページにわたってまとめた一冊。東京・六本木の「21_21 DESIGN SIGHT」の準備段階から第1回企画展「チョコレート」までをインタビューを交え編集した番組の放送内容のほか、2008年の「21世紀人」展やそのリサーチからスタートした仕事、2010年の「再生・再創造」展など、番組放送後の仕事の取り組みについても語られている。終章には、2011年の東日本大震災を受けて開催された展覧会「東北の底力、心と光。「衣」、三宅一生。」のパネルに記された言葉を集録。佐藤卓が盤面をデザインした付録のDVDには、番組をもとにした三宅一生の仕事の軌跡や三宅一生がディレクションした展覧会の映像が収められている。価格は税込み3,045円。