日本メディアが“練習撮影”指摘、韓国協会「練習しているとは知らなかった」と弁明 

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日刊スポーツが日本代表の練習が韓国に完全録画されたと指摘したことを受け、韓国サッカー協会が「日本が練習していたとは知らなかった」などと苦しい弁明をした。

日刊スポーツは28日、「ザック日本を丸裸!韓国屋上から練習撮影」と題した記事で、韓国代表のユニフォームを着た韓国協会のスタッフとみられる人物が、日本代表の公開練習を宿泊施設の屋上から完全撮影していたと伝えた。

記事によると、この人物は三脚にビデオカメラを設置し、最初は完全非公開の韓国の練習を撮影。日本がアップを終えて11対11の練習を始めると、ビデオカメラの向きを韓国から日本に変えて撮影を続けたという。日本の練習は一般公開で行われ、報道陣や日本のサポーターも訪れていたというが、記事は「地の利を生かした韓国が、前哨戦では1歩リードしたようだ」と皮肉交じりに伝えた。

この報道を受け、韓国協会はすぐさま弁明した。韓国メディアのOSENによると、韓国協会の関係者は「当時、(韓国代表の)近くで日本代表が練習していたので、(カメラの)方向が重なったようだ」と説明。「(屋上から撮影していた)ビデオ分析官は、日本が練習をしていることを知らなかった。さっき日本メディアの報道を聞いて驚いたと言っていた。撮影した映像には、日本の練習風景はまったく写っていないそうだ」とビデオ分析官の話を伝えた。

・参照:OSEN

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