パリ・サンジェルマン(PSG)のMFマルコ・ヴェッラッティの獲得について状況を待つ一方で、フィオレンティーナはカリアリMFラジャ・ナインゴランの獲得を検討している。先日までマーケットで人気銘柄だった選手だ。

MFケヴィン・ストロートマンを獲得したローマは、ナインゴランから手を引いている。まだ残っているのはインテルだ。特に、エリック・トヒル氏が近いうちにクラブを掌握するようになれば、なおさらである。

そこに、フィオレンティーナは加わろうとしているのだ。カリアリが気に入るMFロムロや、DFマッティア・カッサーニ、MFラファウ・ヴォルスキのレンタル移籍をオファーに組み込むと見られる。

一方で、フィオレンティーナはトゥールーズMFエティエンヌ・カプエも狙っている。同選手にはローマも関心を示していた。フィオレンティーナのオファーは、900万ユーロ(約11億8000万円)での買い取りオプション付きレンタル移籍と見られる。

だが、直近になって、プレミアリーグに昇格したカーディフが割って入ったようだ。カーディフは1000万ユーロ(約13億1000万円)に200万ユーロ(約2億6000万円)のボーナスを提示している。トゥールーズの会長はすぐに、カーディフのオファーは興味深いと伝えており、「彼を望むクラブはこのオファーに並ばなければいけない」と話している。