写真提供:マイナビニュース

写真拡大

JR東海はこのほど、中央新幹線の中間駅(地下)のイメージを発表した。地上駅と同様、「大胆に効率性と機能性を徹底して追求したコンパクトな駅」をめざすとしている。

超電導リニアによる中央新幹線計画の第1局面(東京都・名古屋市間)において、中間駅として概略の駅位置が示されたのは4カ所(神奈川県、山梨県、長野県、岐阜県に1駅ずつ)。このうち、神奈川県の駅は「地下駅で計画可能」とされた。

JR東海は今年5月に中間地上駅のイメージを公開しており、中間地下駅に関して、「おおむね中間地上駅の上下が逆になったイメージ」と紹介していた。今回公開されたイメージも、将来の旅客輸送のあり方を踏まえ、営業専任要員を配置しないなど徹底してコンパクトな駅に。地上に出入口が設けられ、入出場口は地下2階の1カ所。階段・エレベーター・エスカレーターで地下3階のホームと連絡し、ホームは2面4線の構造となる。

同社によれば、中央新幹線の列車は全車指定席とし、自由席を設けず、事前に座席を予約する方式を考えているとのこと。新たな販売システムが検討されるため、中間地下駅でもきっぷを販売するスペースは設けていない。利用者にとって必要とされる設備を備えた「駅」施設の建設費は負担する一方、建設費だけでなく開業後の運営費も圧縮するとしている。

中間駅(地下)の建設過程について、地上から掘削して地下駅を構築した上で、再び駅の上部を埋め戻すと同社は説明している。工事期間中は地上も使用されるが、「駅」施設の完成後、地上と地下1階に活用可能なスペースが生じる。地上の部分は地元などに活用されることを想定しており、地下1階も「駅」施設となる部分を除き、地元などに賃借可能とのこと。なお、地下2階の「駅」施設以外の部分には機器室などが設置される。