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トルコ中央銀行は23日、物価および金融市場の安定に向け、短期金利の上限となる翌日物貸出金利を0.75%ポイント引き上げ7.25%としました。主要金利の引き上げは、2011年10月以来のことです。なお、政策金利である1週間物レポ金利や、短期金利の下限となる翌日物借入金利は据え置かれました。

中央銀行は今回、トルコ・リラの下落抑制などに向け、追加的な引き締めを実施する必要が生じた場合に、これまで実施してきた外貨売却を行なわないと発表しました。このことは、通貨の安定に向けた主要手段が、従来の外貨準備を用いたリラ買い介入から金利調節に移行したことを示唆しています。また、国内大手銀行の場合、通常であれば、翌日物貸出金利より0.5%ポイント低い金利水準で貸出を利用することができますが、今後、追加的な引き締めを実施する必要が生じた場合には、大手銀行にも7.25%の翌日物貸出金利を適用するとのことです。つまり、今回の金利引き上げ幅は、表向きには市場予想(0.5%ポイント〜1.0%ポイントの引き上げ)の中間にあたる0.75%ポイントにとどまりましたが、実質的には1.25%ポイントと、大方の予想を上回るものとも考えられます。

対米ドル相場が過去最安値を記録したことなどを受け、中央銀行が「今日から強力な追加的金融引き締めが始まる」との声明を発表した7月8日以降、リラは徐々に値を戻しています。ただし、中央銀行が今回、インフレ圧力の高まりなどにも言及した上で、「追加的な引き締め措置が必要となれば導入する」と声明で謳っていることから、今後も、必要に応じてさらなる金利引き上げが行なわれる可能性があります。

(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)

(2013年7月25日 日興アセットマネジメント作成)

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(日興アセットマネジメント)